送った写真が一定時間で消えるソーシャルアプリ「Snapchat」が無料ランキングで1位

昨年10月にGoogle Playに登場した「Snapchat」というアプリがアイルランドの無料ランキングで1位になっている。このアプリはロサンゼルスのIT企業がリリースするダウンロード数1,000万超の人気ソーシャルアプリである。

メッセージと写真を送るだけのソーシャルサービスであれば、すでに世の中にはあふれるほど存在しているが、この「Snapchat」には他のサービスにはない特徴がある。送信した写真が一定時間(1～10秒)でフィード上だけでなく、企業のサーバーからも完全に消えるのだ。また、スクリーンショットを撮影しても送信者側にそれが分かるようになっている。ノリで撮った”誰かに見せたいが残したくはない”画像を共有するときなどには都合がいいのではないだろうか。

「Snapchat」のユーザーは主に15歳から24歳の若者中心である。単なるチャットサービスとしてだけではなく、メールや他のSNSよりも「安全」であるという理由で日常のコミュニケーションツールとして使っているユーザーもいるようだ。Snapchatはサービス開始から2年しか経っていないが、すでに1日に2億枚以上の写真がやりとりされている。Facebookの写真のアップロード件数の3億5,000万という数字を見ても、急成長ぶりが分かるだろう。日本ではまだメジャーとはいえないが、「Snapchat」の今後に目が離せない。

※ランキングデータは2013/9/2現在のGoogle Play無料ランキングによるもの。