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偽通販サイトでSwitch販売!?「商品が届かない」金銭被害が増加

巣ごもり生活が続く中、家庭用ゲーム機を購入しようとしている人も多いことでしょう。特にニンテンドースイッチ(以下、「スイッチ」)やプレイステーション5(以下、「PS5」)はなかなか入手できないという声も多数。



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そんな中、消費者庁はスイッチやPS5などの家庭用ゲーム機を販売しているかのように装う偽サイトが複数存在していることを発表し、注意喚起を行いました。偽の通販サイトでスイッチを注文して代金を振り込むものの、商品が届かないといった金銭被害が確認されています。

被害を未然に防ぐためにも、偽サイトの手口や特徴を知っておきましょう。

どんな手口で騙していた?


この偽サイトは「スイッチ」などと検索すると、以下の画像のようにリスティング広告枠に「スイッチ 本体特価29,900 円」などと表示。スイッチ本体は高値で販売されることが多い中、偽サイトではメーカー小売希望価格よりも少し高いか、ほぼ同じくらいの価格が設定されています。

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<消費者庁 公式サイトより>

実際にスイッチの商品ページを見てみると、「残り3個」といったように在庫がわずかであることを匂わせ、消費者に「早く注文しないと売り切れる」という焦りを与えています。

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注文後、代金の振り込みに関するメールが届きます。指定された銀行口座への入金が確認されると、翌日発送や商品発送完了を知らせるメールが送られてきます。

メール本文には宅配便の伝票番号が記載されていますが、これは架空のもの。宅配会社のサイトで検索してもエラーになってしまいます。しかも、電話番号の記載がないため運営者に連絡する手段もなし。いつになってもゲーム機が届かず、代金も返ってきません。

偽サイトの特徴とは?


消費者庁のHPでは、偽サイトの画像やURLを公開しています。今回確認された偽サイトでは、パソコン、スマホ、カメラ、家電製品などを販売しているように装っていて、その中でも人気のあるスイッチの特集ページを設けていました。見た目は普通の通販サイトのようで、不自然な日本語表記なども見られず、偽サイトだと見抜くのは難しそう。

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▲消費者庁が公開している偽サイト画像


しかし、サイト内の「ご利用規約」に記載されている事業者情報はすべて虚偽のもの。代表者の氏名、サイト運営責任者の氏名、電話番号の記載がありません。消費者庁は、商品の代金は前払いで、個人名義の口座を指定してくるというのも、偽サイトの可能性が高いと公表しています。

今回問題となった偽サイトは、約半月でサイトを閉鎖し、屋号を変更しては次々と新たな販売ページを公開しています。各偽サイトのURLは「○○store.jp」の○○の部分が変更されているなど、規則性があるようです。また、各偽サイトから贈られてくるメールの文面がほぼ同一であることから、メールを流用していると考えられています。

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▲消費者庁が公開している偽サイトURL


買い物前に確認するべきこと


ここを確認!

・運営者の情報が記載されているか確認する

・銀行口座の振込先が個人名の場合は注意する

・URLを確認する


商品を注文する前に、運営者情報の確認を忘れずに。また、代金を前払いで個人名義の口座に振り込ませようとするのは偽サイトである可能性が高いため、その場合は代金を振り込まないのが安全です。振り込む前に必ず名義を確認しましょう。

消費者庁は、不審な点があったときは「消費者ホットライン」に相談するよう呼びかけています。電話番号は局番なしで「188(いやや)」。ここに電話すると最寄りの消費生活センターなどを紹介してもらえます。その他「偽サイト」に関する詳しい情報は、以下の消費者庁公式ホームページをご覧ください。


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