ドコモ「d払い」が不正利用の全額補償を発表 今すぐできる被害防止策を伝授!
NTTドコモは、決済サービス「d払い」の利用規約を改定し、不正利用の被害を補償する制度を導入しました。今回、規約が改定されたのは以下の4つのサービス。
・spモード
・iモード
・d払い
・ドコモ口座
それぞれ、ドコモのクレジットカード「dカード」と同様の補償制度を導入。具体的には、ユーザーが被害にあった場合、被害額は原則全額補償となります。
近年、キャッシュレス決済による不正利用や詐欺被害が相次いで発生。被害者になってしまう前に、事前に予防策を打っておきましょう。
そもそも、なぜ不正利用されてしまうのか?
不正利用に至る理由はたくさんありますが、今年に入ってから被害が急増したのが「フィッシング詐欺」による個人情報の抜き取り。大手携帯会社3社を装ったメールを送信し、偽物のURLからアカウント情報を抜き取ろうとします。なんと、携帯会社を装ったフィッシング詐欺の件数は、2019年6月から7月にかけて約4.7倍に急増。(「フィッシング対策協議会」調べ)
例えば、ドコモを名乗る宛先から「dアカウントに不正なアクセスがありました。こちらでパスワードを変更してください。」のメッセージと一緒にURLが送られてきたら、ついタップしたくなるはず。この時、万が一偽物のサイトでパスワードを入力してしまうと、ユーザーの個人情報はすべて取られてしまいます。
不正利用や詐欺被害にあわないための防止方法
「d払い」の不正利用を防ぐためには、以下の4点を厳守することが大事。
✓ 他社サービスとは違うパスワードを設定する
✓ パスワードは定期的に変更し、過去に使用したものは使わない
✓ 第三者が容易に推測できるパスワードを使用しない
✓ パスワードを適切に管理し、第三者に伝わらないようにする
もしもドコモを名乗る宛先から不審なメールが届いた場合は、自己判断せずに一度ショップやサービスセンターに確認を取ることをおススメします。
また、スマホのセキュリティーを上げるアプリを備えておくのもひとつの手。事前の予防で不正利用を防ぎましょう。