ダウンロード総数1900億、課金総額は10兆円突破!2018年のアプリ事情レポート
アプリマーケットのデータ分析などを行うApp Annieは、2018年のデータをまとめた「モバイル市場年鑑 2019」を発表しました。このデータでは、Google Play、App Storeといったアプリマーケットにおいて、全世界のアプリダウンロード総数が1900億以上、課金総額が10兆円を超えるといった、前年を上回る市場規模の拡大が報告されています。
2016年から35%アップでDL数は1940億
2018年に全世界のアプリストアからダウンロードされたアプリの数は、2016年と比べて35%アップの1940億回でした。このうち、中国が全体の50%近くを占め、上位5か国のうち3か国が新興国という、世界経済とシンクロした傾向となっています。アプリ課金は10兆円の大台をついに突破
有料アプリのダウンロード、アプリ内課金、アプリの月額サービスといったアプリストアでの消費額が2018年は全世界で1010億ドルに到達し、1ドル109円で換算すると10兆円を超え、じつに11兆円に到達しました。この支出のうち40%近くが中国で、他国の倍に迫る消費額に。2位以下は、アメリカ、日本、韓国が続きます。アプリジャンルで分けると、全体の74%がゲームというスマホゲーム市場の拡大が見られ、中国、アメリカ、日本の消費が4位以下に比べて多いのも特徴的。2019年には、PCや家庭用ゲーム機などを含むゲーム市場で、スマホゲームが総消費支出の60%に達するだろうと予測してもいます。
ダウンロード数上位はバトルロイヤルとカジュアルの二極化へ
2018年に日本国内で最もダウンロードされたアプリは「荒野行動」(Knives Out)。日本、韓国、中国はPCオンラインゲーム全盛の時代からPvPゲームの人気が欧米に比べ非常に高く、今回のデータでもバトルロイヤルゲームが上位に入りました。一方バトルロイヤルと対照的で、「Happy Glass」に代表されるシンプルなゲームも各国のランキング上位に登場し、ハードコア系とカジュアル系に大きく人気が二分された1年といえるでしょう。
日本でランクインしたアプリをはじめ、7,000本以上のアプリレビューが本サイト「アプリ&レビュー」には掲載されています。気になるゲームを見つけて、暇つぶし、脳トレ、ガチプレイといった楽しい時間を過ごしてください。
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