【2023年2月】人間関係が改善される!?「スノームーン」の出現日時を紹介!【スマホニュース】
満ち欠けを繰り返し、およそ1か月ごとにやってくる満月。毎月訪れる満月に名前を付けていたネイティブアメリカンは、2月の月を「スノームーン」と呼んでいました。一説には人間関係改善の願いが叶うといわれるスノームーンが、2023年2月6日(月)(2月5日の深夜)に出現します!
人間関係を改善する!? スノームーンとは?
日本では月の満ち欠けの様子を朔(新月)、望(満月)、下弦、上弦、十五夜、十六夜(いざよい)といった呼び方をします。一方、北米大陸の先住民であるネイティブアメリカンは、気候や農耕に合わせた名称を月に付けていました。■雪景色に映える満月
日本では1年のうちで最も寒いとされるのが毎年1月21日ごろに訪れる「大寒」のころ。北米は場所によって若干の差はあるものの、やはり1月から2月が最も寒いとされ、北部では湖が凍るなど一面の雪景色に。そんな白銀の世界に浮かぶ様子を表したのがスノームーンという名称のいわれだとされています。一方、美しさとは裏腹に、食料が採れない厳しさから「ハンガームーン」、飢餓の月という呼び方もあるのだそう。
■スノームーンに願いたいこと
現代の私たちは月がなぜ満ちたり欠けたりするのかを知っていますが、太古の人たちは神秘的なものと信じ、願いごとをしたとされています。12か月の満月にもそれぞれ不思議な意味があり、それに適した願いごとをすると叶うという噂も。スノームーンには「調整」「整理整頓」といった意味があるとされ、調整能力や整理整頓を求められるリーダーや仕事の効率化を図りたい人は、満月にお願いしてみては? また、人間関係の整理整頓にも効果が期待できるかもしれません。
スノームーンはいつ見られる?
国立天文台によると、2023年2月6日午前3時29分に最も月が満ちるとなっています。まん丸のスノームーンを見るならこの時間がベスト。■スノームーンの場所をアプリでチェック
ではどの方角にあるのかを、月の満ち欠けなどを知ることができるアプリ「Moon Book」を使って調べてみましょう。操作はシンプルで、アプリを起動して画面下にあるバーで日付を調節するだけ。2023年2月6日午前3時30分のスノームーンが、西の空に浮かんでいることを確認できます。■2023年のスノームーンはマイクロムーンでもある
月が地球の周りを公転する衛星なのはご存じのとおり。じつは月の軌道は楕円形のうえ、地球や太陽による重力の影響を受けるため、地球との距離が少しずつ変化しています。2023年のスノームーンは地球から約40万6,000キロメートルの場所にあり、1年で最も小さく見える「マイクロムーン」と呼ばれる満月でもあるのです。
流星群とは異なり、満月はピンポイントの時間でなくても見ることができますから、寒い時間帯の未明よりも、前日の5日の夜から6日夜半ごろが見るのには適しているでしょう。6日に日付が変わったばかりの午前0時ごろは、月が南の空高くに上がっているのでおススメです。
カイロを用意するなど暖かい服装をして、神秘的なマイクロムーンでもあるスノームーンの観測を楽しんでくださいね♪
出典:国立天文台