スマホのバッテリー(電池)の減りが早くなる3つの原因と対策・充電のコツ【スマホニュース】
スマホのバッテリー(電池)は消耗品のため、どうしても使用している期間が長くなるほど劣化が進み、一回の充電で利用できる時間は短くなります。しかし、あるタイミングから急に利用時間が短くなることも。その原因と対処法を解説します。
画面の明るさを調整する
スマホのバッテリー消費が多いのは画面の点灯だといわれています。では、どのようなことをするとバッテリーの減り方を少なくできるのでしょうか?■明るさの設定を見直す
最もかんたんなのは、画面の明るさ設定を調整してバッテリーの消費を抑えること。設定アプリの「画面設定」などにある明るさを調節できる項目を選択すると、画面の明暗を変更できるバーが表示されます。当然暗くするほど効果がありますが、下げ過ぎると明るい場所で見えなくなるので気を付けてください。
■明るさの自動調節を併用する
スマホなどの画面は、周囲が明るいときは明るく、夜間や暗い室内では暗い表示の方が見やすくなります。この変更を自動でやってくれるのが、明るさの自動調節という機能です。上記の画面の明るさ設定と自動調節を併用すれば、暗い場所に移動すると画面の明るさを落としてくれるので、バッテリーの消費量を減らす効果が期待できますよ♪
■ダークモードを利用する
画面の白黒を反転させたような「ダークモード」や「ダークテーマ」では、通常モードより明るさ調節をしても強い光を発しないため、バッテリーに優しいといえます。アプリや機能を管理する
スマホのアプリや一部の機能は、使っていないときもバックグラウンドで動作していることがあります。これらを終了させることで不必要な通信などを止め、バッテリーの消費を抑えるのも効果的です。■使わないアプリを終了する
スマホは複数のアプリが同時に動作するように作られていますから、直前に使用していたアプリがバックグラウンドで動き続けているということは珍しくありません。つまり、その分バッテリーも消費しているということ。アプリを終了させるには画面右下にある「■」アイコンをタップします。すると現在起動しているアプリが表示されるので、「×」をタップするか左右(もしくは上)方向にスワイプして終了させましょう。
■不要な機能を止める
GPSやBluetooth、Wi-Fiといった機能をオフにするのも効果的です。これらは、使用していないときでも定期的に電波をやり取りしているので、バッテリーを消費しています。スマホ画面の一番上から中ほどに向けてスワイプして表示されるステータスバーを使えば、位置情報(GPS)やBluetoothをかんたんにオン・オフ可能。常時オフにしておき、検索するときや音楽を聴くといった、必要なときだけオンにするという使い方が効果的です。
Wi-Fiも頻繁にアクセスポイントを探していますが、フリーWi-Fiを利用している人は常時オンの方が便利なこともあるため、スマホの使い方でどうするかを決めましょう。
充電でバッテリーの劣化を抑える
スマホを使用するうえで欠かせないのが充電。この充電のやり方によってバッテリーの劣化速度が変わり、誤った方法で充電を続けていると、利用できる時間に大きな差が生まれてきます。■充電しっぱなしにしない
充電が完了したにもかかわらずそのまま放置し続けるのは「過充電」と呼ばれ、バッテリーに負荷がかかるとされています。とはいえ、、寝る前に充電を開始し、起きたら充電を終わらせるというのが一般的でしょう。充電が終わる時間に一度起きて止めるというのも現実的ではありません。そこで利用したいのが、負荷の少ない90%程度で充電を自動で止める「いたわり充電」などと呼ばれる過充電防止機能。スマホによっては、生活パターンから充電を終わらせる時間を割り出し、90%まで充電したのち一度充電を止め、該当時間に100%になるように再度充電を開始するというスグレモノも。
動画視聴は頻繁な通信、常時画面表示、そしてスピーカーからの音声といった要素が合わさり、バッテリー消費が激しくなりがち。満充電しても、動画を見ているうちにバッテリー切れということも珍しくありません。そこでやるのが、充電しながら続きを見ること。
じつはこれ、バッテリーに負荷がかかるので、おススメしない使い方のひとつなんです。特に発熱の危険があり、最悪バッテリーが使えなくなることも。
充電するときは休憩時間と思いスマホの操作を止め、バッテリーをいたわりましょう。
満充電でバッテリーがどれくらいもつかは、バッテリーの容量とスマホの使い方によって大きく異なります。大切なスマホを長く利用できるよう、ここで紹介した方法で劣化を少しでも抑えてくださいね!
もし新品のころに比べて半分くらいの時間しか使えなくなったなと感じたら、バッテリーの交換または新しい機種への買い替えの検討もおススメします。