2023/01/08
消えた幻の帝国?「巨大野菜」があった証拠を発見か【世界の都市伝説】

みなさんは、「タルタリア帝国」という都市伝説を聞いたことがありますか? 13世紀から19世紀初頭にかけて存在していたと言われ、そこに住む人々は現在より高い技術を持っていたという内容で語られています。
また、そこには巨人や巨大な植物が存在し、人間と共に暮らしていたという言い伝えも……。
なんと、世界中の作品をスマホで鑑賞できるアプリ「Google Arts & Culture」には、タルタリア帝国が存在した証拠を激写したと思われる写真が掲載されているのです。
タルタリア帝国は存在した?都市伝説の真相は!
「Google Arts & Culture」のアプリを開いたら、画面左上の虫めがねマークをタップし「Riding a Giant Corncob to Market」を検索。
こちらの写真を拡大すると……?


人が乗れるほどの、巨大なトウモロコシ!
2人乗っても折れないほど頑丈であることが分かります。馬はとても重そうに運んでいますね……。
なんと巨大な野菜を撮影した写真は、他にも存在しています。これは写真家の「W. H. Martin」という人物が撮った写真だそう。この「W. H. Martin」の写真には、他にも目を疑うような光景がたくさん。


スイカやジャガイモまで超巨大! どの写真も20世紀になってから撮られたようですが、この時代はまだタルタリア帝国の名残が残っていたのでしょうか。
そして、なにか秘密を知っていそうな「W. H. Martin」と言う人物は、一体何者!?
巨大なトウモロコシの正体は?
この巨大な野菜は、やはりタルタリア帝国が存在していた名残では? と思いきや、この写真は……。
全てトリック写真!
この写真を撮影した写真家の「W. H. Martin」と言う人物は、トリック写真のポストカードを作って販売していたそうです。

なぜ、巨大な野菜や魚のモチーフが多いのかというと、当時干ばつや洪水で苦労していた農家の人々に喜んでもらうためだったそう。
「大きな野菜をたくさん収穫したい」「巨大な魚を釣りたい」という理想の世界を作品にしたことで、ポストカードは大人気だったようです。
今回はトリック写真でしたが、写真が発明される前には巨大な野菜が本当にあったかもしれませんね……!
「Google Arts & Culture」でもっと作品を鑑賞!
美術館や博物館が所蔵する作品を、スマホでじっくり堪能できるアプリ。アートに関する詳しい解説だけでなく、芸術家についても丁寧に説明してくれますよ!