■I.米国株式市場

(広告の後にも続きます)

●1.NYダウの推移

 1)4/11、NYダウ▲413ドル安、34,308ドル(日経新聞より抜粋
  ・米長期金利が上昇し、相対的な割高感が意識されやすい高PERのハイテクを中心に売りが膨らんだ。
  ・新型コロナの感染拡大に伴う中国の景気減速を警戒する売りも出て、取引終了にかけて下げ幅を広げる展開となった。
  ・インフレ抑制の米連邦制度理事会(FRB)が金融引き締めペースを加速させるとの見方が広がっており、週明けも金利の上昇基調が続いた。
  ・長期金利上昇で割高感が増すハイテクのマイクロソフト▲4%、アップル▲3%安、アメックス▲3%下げた。
  ・足元で上昇が目立っていたディフェンシブ株も利益確定売りに押され、J&Jも安い。
  ・ハイテク株の多いナスダックは▲299安の13,411で、1カ月ぶりの安値となった。

【前回は】相場展望4月11日号 米国、ハイテク売られ、相場の流れ変わる可能性 日銀に、「円安」による悪性インフレ退治を期待する

 2)4/12、NYダウ▲87ドル安、34,220ドル(日経新聞より抜粋
  ・米3月消費者物価指数(CPI)で変動の激しいエネルギー・食品を除くコア指数が市場予想0.5%を下回ったのを受け、金利が低下し、ハイテクなどの買いが先行し、一時+261ドル高まで上昇する場面があった。
  ・買い一巡後は、ブレイナードFRB理事が「インフレ抑制が最も重要な仕事だ」と
述べ、インフレの高止まりに伴い、米連邦制度理事会(FRB)が金融引き締めを積極的に進める状況は変わらずとの見方の姿勢が広がり、景気後退への警戒から幅広い
売りに押された。
  ・マイクロソフト・セールスフォースは大幅上昇後、売りに押され安値で終えた。
  ・長期金利の低下を受け金融株が売られたが、原油先物上昇で石油株が上昇した。

 3)4/13、NYダウ+344ドル、34,564ドル(日経新聞より抜粋
  ・NYダウは前日に1カ月ぶり安値で終え、短期的な自律反発を見込む買いが入った。
  ・4/13から本格化する米主要企業2022年1~3月期決算への期待で相場を押し上げた。ボーイング・ハネウェル・アメックスなど、下げが目立っていた景気敏感株が上昇。
  ・米長期金利が低下し、割高感が意識された高PERのハイテクも高く、マイクロソフト・アップルも買われた。
  ・デルタ航空は旅客需要の増加から4~6月期の業績回復の見通しを示した。デルタ航空の上昇で、投資家心理が改善し、その他の旅行・レジャー関連に波及した。
  ・JPモルガンチェースは4/13発表の四半期決算が大幅減益だったため売られた。
  ・エヌビディアなど半導体関連銘柄も総じて上昇した。