「病院に”赤くて逆さま”のコンセント!?」これって一体? – 素晴らしい仕組みに脱帽!

医用コンセントは安心安全なつくりに

では次に気になる、コンセントの差し込み口が逆に設定されている理由だ。実はこれも施工ミスではなく、医療を確実に届けるための工夫なのだ。

この3つ穴があいている「豚鼻」のようなコンセントは、正式名称を接地(アース)極付コンセントという。200V対応機器を差し込むために、近年では台所や洗面所、トイレなどの水回りにおける設置が義務づけられている。

医療現場においても、高電圧の機器を使用する際はこのアース付き極付コンセントを使用するのだが、従来のコンセントの向きで設置していると、重たいものなどがコンセントの上に落下した際、ショートしてしまうことがある。そのため、医療現場では短絡(ショート)防止の観点から、1つ穴を上に設置して安全を確保しているのだ。病院という決してミスが許されない現場で行われている工夫に、脱帽である。

私たちの生活になくてはならない医療。人々の健康を支える医療現場には、患者の命を助けるための工夫がつまっている。

※サムネイル画像(Image:「電気屋のでっち(@dimpleapartment)」さん提供)

By OTONA LIFE