コロナ禍で復活、まだまだ続くゴルフブーム!会員権、インドア練習場、ゴルフ用品市場の活況に波及

『週刊ダイヤモンド』5月18日号の第1特集は「ゴルフ場ランキング2024」です。コロナ禍で復活したゴルフ人気がまだまだ続いています。ゴルフの魅力にハマったビギナーがリピーターとなり、その人気を支えているのです。ゴルフ人気はゴルフ場会員権、インドアゴルフ練習場、ゴルフ用品市場の活況に波及しています。(ダイヤモンド編集部 堀内 亮)

ラウンドデビューしたビギナーがリピーターに

 新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけに再びブームが到来したゴルフ。新型コロナが感染症法上の5類に移行し、他のレジャー産業が復活すると再び衰退するのでは、との懸念があった。しかし、ゴルフ人気は根強く、そのブームはまだまだ続いている。

 経済産業省の特定サービス産業動態統計調査によると、2023年のゴルフ場来場者は約1050万人。2000年以降で過去最多となった22年の1053万人を下回ったものの、ラウンドデビューしたビギナーがその魅力にはまり、リピーターとして定着したようだ。また新型コロナが5類に移行したことに伴い、接待ゴルフも復活している。

 これによりゴルフ場の予約が取りにくくなる事態が続き、ゴルフ場会員権を購入するゴルファーが増えている。その結果、ゴルフ場会員権の相場も堅調に推移する。

 ゴルフ場会員権売買仲介最大手の桜ゴルフによれば、関東圏のゴルフ場会員権について、23年の平均相場の年間騰落率は5.4%。20年から4年連続で会員権相場は前年を上回る好調ぶりで、今年もその傾向を維持している。

 ゴルフにはまったビギナーを中心に、アマチュアゴルファーをいち早く取り込むべく急増しているのが、インドアゴルフ練習場だ。

 とりわけ仕事帰りに利用しやすいよう、レッスンプロも配置したインドア練習場が、都内で雨後のたけのこのように増えている。全日本ゴルフ練習場連盟のまとめによると、関東地方においては21年からの3年間で、107カ所も新たに開設された。

 ラウンドデビューしたビギナーゴルファーがリピーターに定着した影響は、ゴルフ用品市場にも大きく波及した。

 矢野経済研究所の調査によれば、23年のゴルフ用品の市場規模は、前年に続いて3000億円の大台を突破する見込み。すでにニューカマーの増加を見越してアパレル業界がゴルフウエア事業に次々と参入。ギアにこだわるアマチュアゴルファーも増え、新品だけでなく中古品市場も活況を呈している。