「パレスチナ人の死に責任」北朝鮮、国連加盟問題で米国を非難

北朝鮮外務省は12日、米国がパレスチナの国連加盟に反対する姿勢を貫いていることについて報道官談話を出し、「米国は罪のないパレスチナ人を死と絶望へ駆り立てた責任から絶対に逃れることはできない」などと非難した。朝鮮中央通信が伝えた。

国連総会(193カ国)は10日の緊急特別会合で、パレスチナの国連加盟を支持し、安全保障理事会に再検討を求める決議を日本を含む143カ国の賛成多数で採択した。

パレスチナは現在、国連で投票権を持たない「オブザーバー国家」の地位にある。正式加盟国には安保理の勧告が必要だが、イスラエルの後ろ盾の米国が4月、安保理で加盟勧告決議案に拒否権を行使。今回の総会決議にも反対の姿勢を鮮明にしている。

談話は「イスラエルが加盟国になっている国連にパレスチナが加盟するのが『二つの国家の解決策』に背ちすると言う米国の主張は、誰にも納得されない荒唐無稽な詭弁であり、パレスチナで人種全滅作戦を繰り広げているイスラエルと直接協商を通じて国家地位を付与してもらえと言うのは結局、独立国家創設を放棄しろと言うこと同様である」などと主張した。