<アジア市場進出をトータルサポート>フューチャー 小柳みゆ社長「海外進出では『商品力』が重要なキーワードに」【越境EC特集2024】

アジア市場進出のトータルサポートを行うフューチャーの小柳みゆ社長は、「アジア市場は伸び続けている。先行者利益を取りに行くのであれば、今が進出のチャンスだ」と語る。フューチャーグループでは、コンサルティングからマーケティングプロモーション、OEM、商品開発まで、一貫支援が可能だという。同社は、中国や、マレーシアなどの東南アジアへの進出支援を行っている。マレーシアに向けては、売り上げ保証付きのライブコマースを積極的に実施しており、盛況だという。日本企業のテストマーケティングをサポートすることができるとしている。SNSフォロワー数累計90万人のKOL(中国のインフルエンサー)としても活躍する小柳社長に、アジア進出の最新事情について話を聞いた。


――アジア市場について聞きたい。

当社では、東南アジア・中国など、アジア市場に向けた進出を支援している。今後は台湾進出の支援も展開する予定だ。

中国市場は、現在も大きなマーケットだ。世界中でチェックされている「ドウイン」「レッド」などの中国発のSNSや、ECプラットフォームを活用すれば、中国をはじめ、東南アジアなど、巨大な中華系の商圏にアプローチできる。

今後、当社では、アジア市場において、実店舗などのリアルのタッチポイントも拡大していきたいと考えている。オンライン・オフラインの両面からの、包括的なアプローチの支援も展開していく予定だ。

――売り上げ保証付きライブコマースプランを提供していると。

当社では、いきなり海外進出するのではなく、まずはスモールスタートし、相性の良い国や地域、プラットフォームを見極めていくことを推奨している。

当社では、現地でのライブコマースを定期的に実施しており、売り上げは右肩上がりで拡大し続けている。

現在は、主にマレーシア市場に向けて、売り上げの一部を保証するライブコマースプランを提供中だ。東南アジア最大のECプラットフォーム「Shopee(ショッピー)」に当社の自社店舗を開設している。そのため、ライブ後の購入まで一貫支援できる。

こうしたプランは、新規市場の開拓に向けたテストマーケティングの目的で活用できる。商材に応じて最適なインフルエンサーを厳選し、プロモーションを行っている。現地の芸能人を起用したPR施策も展開可能だ。

――商品開発についてはどのように支援しているか?

海外市場への本格的な進出に当たっては、「商品力」が重要なキーとなる。

当社ではこれまでも、数々の商品のプロモーションを手掛けてきた。”(現地の)市場で売れる”という観点から、「人気の原料」「購入されやすいポイント」を踏まえつつ、商品開発の支援を行っている。コンセプト作りから原料の調達、製造、パッケージデザインの考案、販促までを、当社グループで一貫して支援できる。

フューチャーグループでは、商品のOEM・開発も手掛けている。例えば、アジア市場では、「グミ」「クッキー」などお菓子タイプの健康食品も人気で、引き合いが多い。その他にも、化粧品などの開発も手掛けている。