パナソニック、専用Fire TV搭載のスタンダード・4K有機ELテレビ「Z85A」。42型は4K/144Hz対応

パナソニックは、4Kテレビの「ビエラ」のスタンダードクラス・4K有機ELテレビ「Z85Aシリーズ」を7月19日に発売する。画面サイズは、42/48型の2モデル。価格は全てオープンで、ラインナップと税込の市場予想価格は以下の通り。

<Z85Aシリーズ>

・48型 「TV-48Z85A」 230,000円前後

・42型 「TV-42Z85A」 220,000円前後

Z85Aシリーズは、2022年度モデル「LZ1000シリーズ」の後継機で約2年振りのモデルチェンジとなる。同社とAmazonが提携を結び、全面協力の下開発された「パナソニック専用Fire TV OS」が搭載されており、多数のアプリに対応できるようになった。

ホーム画面は、ネット動画のコンテンツを選べるだけでなく、リアルタイムで放送中の番組も同時に一覧することができるGUIを採用。Fire TV OSならではの快適な操作性、現在配信中のネット動画コンテンツの表示、よく使うアプリをホーム画面に登録できる「マイアプリ」といった機能も使用できる。

Fire TV搭載ならではの機能として、従来まで対応できなかったamazon musicやSpotifyといった音楽アプリにも対応。またamazon musicでは、Amazon Music Unlimitedの加入者であればDolby Atmosコンテンツの再生も可能としている。

画質面では、最新世代の有機ELパネルを採用。画素単位で明るさや色の情報を個別で制御するビエラ独自のパネル制御「Dot Contrast パネルコントローラー」により、明部の豊かな階調や色表現を可能にする。画面の中の明るさの分布と入力信号情報をエリア毎に解析してパネル制御に反映することにより、高コントラストと豊かな色表現を実現させた。

高画質エンジン「新世代 AI高画質エンジン」を搭載。AI超解像の高精細アップコンバート映像と、数理モデル3次元超解像の自然なアンプコンバート映像を、元素材の情報量に応じて最適に合成する「デュアル超解像」や、圧縮の大きいネット動画で多発するバンディングノイズを抑制する「ネット動画ノイズリダクション」といった機能を備える。

HDRフォーマットは、HDR10+/Dolby Vision/HDR10/HLGに対応するだけでなく、「新世代 AI高画質エンジン」の搭載によって、Dolby Visionの最先端機能である「Dolby Vision IQ “Precision Detail”」に対応。また、映像モードでは映画製作者の意図した映像を忠実に楽しむことができる「FILMMAKER MODE」も実装された。

音響面は、高剛性スピーカーボックスにより迫力の音を再生するフルレンジスピーカー×2基の構成で、実用最大出力は30W。立体音響技術のDolby Atmosに対応している。AI技術を活用することで映像コンテンツのシーンに応じて理想的な音場と音質にオートで調整してくれる、音声モード「オートAI音質」も搭載し、またオプションで別途サブウーファーも繋げられる。

そのほか機能として、同社独自機能である、録画番組をホーム内ある機器でシームレスに楽しめる「お部屋ジャンプリンク」をはじめ、外出先でもスマホで録画番組を視聴できるアプリ「Media Access」、録画した番組から放送予定の番組までまとめて表示できる「過去未来番組表」も併せて実装。そして放送中の番組の2番組表示や外付けUSB-HDDへの2番組同時録画、従来から継承したデザインのリモコンなども使用可能だ。

照明やエアコンなどAlexa対応機器をビエラから音声で操作、スマホのコンテンツをビエラで出力できるミラーリング機能といったスマート機能も搭載。音声操作はリモコンのみ対応する。

HDMI入力も進化。従来までは最大4K/120pまでの対応だったが、42型のTV-42Z85Aは4K/144pをサポート。なお、48型のTV-48Z85Aは4K/120pまでと据え置く。最新フォーマットのDolby Visionの144Hzもカバーする。VRRの周波数レンジもTV-42Z85Aは40 – 144Hzの幅広いカバー率を実現。

ゲームプレイに特化した映像調整や便利機能が使用しやすい専用のGUIである「ゲームコントロールボード」もブラッシュアップされた。新たなGUIでは、全てのアイコンが一覧表示で可能になっており、さらに「暗部視認性調整」が暗部を明るくする方向だけでなく、ダークに見せる方向の調整もできるようになっており、RPGのムービーシーンなど映像表現を重視する際などで効果を発揮する。また、PCグラボロゴのアイコン表示にも対応する。

設置スタンドは、底面の吸盤とテレビ台との間を真空に近い状態にする同社独自の「転倒防止スタンド」を採用した。

チューナーは、地上デジタル×3、BS・110度デジタル×3、BS4K・110度CS4K×2を搭載。接続端子は、HDMI入力×4基(eARC対応は入力2のみ)、光デジタル音声出力×1、ステレオミニ出力×1、LAN×1、USB×3を装備。

各モデルの消費電力/外形寸法/質量(スタンド含む)は、TV-48Z85Aは249W/1,069W×676H×250Dmm/約19.5kg、TV-42Z85Aは204W/933W×599H×250Dmm/約17.5kgとなる。