「ロシアに対する敵対的本性」北朝鮮、英のウクライナ支援を非難

北朝鮮国営の朝鮮中央通信は6日、ロシアの侵攻を受けているウクライナを英国が支援していることを非難する個人名の論評を配信した。「英国は欧州大陸を戦争の災難の中に深く追い込んでいる」

英国のデイヴィッド・キャメロン外相は2日、ウクライナのキーウを訪問してゼレンスキー大統領と会談した。同日、キャメロン氏はロイター通信のインタビューで、「ウクライナにはイギリスが供与した兵器でロシア領内の標的を攻撃する権利があり、実際に行うかどうかはウクライナ次第だ」と話した。欧米諸国は戦闘拡大への懸念から供与した兵器をロシア領内に向けて使用しないように求めてきたが、一歩踏み込んだ形だ。また、キャメロン氏は、英国は必要な限り毎年30億ポンド(約5800億円)規模の軍事支援を続けると述べた。

キャメロン氏の言動に対し、国際問題評論家のシム・ミン氏の名で出された論評は、「英国はゼレンスキーかいらい当局に主力戦車やロケット砲、劣化ウラン弾をはじめとする各種の武装装備を提供し、特に2023年5月には真っ先に長距離巡航ミサイルを手渡すことで、ロシアに対する敵対的本性をさらけ出した」としながら、「ゼレンスキー当局をロシア領土縦深に対する無謀な攻撃に駆り出して日増しに劣悪になっているウクライナの戦況を収拾するために断末魔のあがきをしていることが分かる」と述べた。

また、「キャメロンがこのような無分別な暴言をはばかることなく吐いたことには、最近、ロシア武力の強力な軍事的攻勢によって日ごとに守勢に陥っているゼレンスキー当局の余命を維持させ、ウクライナ人の最後の一人まで反ロシア代理戦争に駆り出そうとする英国『ジェントルマン』の邪悪な企図が潜んでいる」と非難した。