PayPay、「Temu」「SHEIN」に対応 対象サービスを拡大

キャッスレス決済サービス「PayPay(ペイペイ)」を提供するPayPayが対象サービスを拡充している。2024年3月にはPDD Holdingsが展開するオンラインショッピングモール「Temu(ティームー)」、同4月にはSHEIN Group(シーイングループ)が展開するファッション&ライフスタイルの総合通販サービス「SHEIN(シーイン)」での利用に対応した。「Temu」「SHEIN」とも国内コード決済サービスとしては初めての導入となる。

「PayPay」での決済であれば、支払い時にクレジットカード番号やセキュリティコードなどの入力が不要となる。スマホアプリから利用する場合は自動的にPayPayアプリに遷移し、パソコンから利用する場合はウェブサイト上に表示される2次元コードをPayPayアプリで読み込むことで決済が完了する。オンラインサービスでクレジットカード情報の入力に懸念を抱えるユーザーにとっても、安全・安心でスピーディに支払いを完了する。

格安ECサイト「Temu」「SHEIN」を利用することに抵抗を覚える消費者も多い。2023年、PDD Holdingsが運営する「ピンドゥオドゥオ」において、個人情報の流出が明らかになった。アプリにマルウェア(悪意のあるプログラム)が見つかったとして、意図的にクレジットカードなどの個人情報が漏えいしたとみられている。サイトは違うものの同じ会社が運営するECサイトとして、「Temu」に疑問を感じる人も多い。

だが、今回「Temu」に「PayPay」が導入されることで、クレジットカードの情報を盗まれる心配が少ない。今回の「PayPay」の導入は新規利用者の増加につながり、「Temu」「SHEIN」の流通総額増加に寄与する見込みだ。