【趣味の傑作ギア買い物リスト】
さぁ、心機一転。デスクまわりの環境を、ガジェットを使ってアップグレードしてみよう。ちょっと奇妙なキーボードから、堅実なスマートモニターまで。ここでは、今季チェックしておきたいトレンドギアを一挙にラインナップ!
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デスク周りの不便を解消して、少し快適な環境へと整えるには、さまざまなアプローチがある。例えば、働く場所にこだわらないスタイルならば、両手で握るように使えるちょっと変わったキーボード「GrabShell」が面白い。ソファやベッドでPCを使ったり、VRヘッドセットを使う際に活躍しそうだ。
また、フリーアドレス制のオフィスや、自宅の自室やキッチンテーブルなどで、頻繁に場所を変える生活ならば、キングジムの「ノッテオン」のようなポータブルワークステーションも効果的だろう。
一方、堅実なデスクにギアをチョイ足しして、より快適にアップグレードしたいという発想ならば、ナカバヤシのPCスタンドを兼ねたドッキングステーションや、Razerのビームフォーミングに対応したゲーミングサウンドバー、LGエレクトロニクスのwebOS搭載のスマートモニター、エレコムのモニターをVESA対応化させるアダプターなどをチェックしてみよう。
ITライター/井上晃さん
スマートフォンやスマートウォッチ、タブレットを軸に、最新ガジェットやITサービスなどを取材。Webメディアや雑誌に、記事を寄稿する。X:@kira_e_noway
1. 「変態キーボード」にロマンを感じて
dotBravo
「GrabShell」(実勢価格:5万9730円前後)
1月からビックカメラグループでの取り扱いが開始された多機能キーボード。万人向けの製品ではないでしょうが、新しいガジェットを楽しみたい人には興味深いアイテムです
両手で抱えるようにホールドするインターフェースで、ユニークなデザインが特徴的。キーボード、トグルスイッチ、トラックボール、ジョイスティックなどを搭載する。元々はエンジニア・eスポーツ向けを謳われたが、XRとの親和性の高さもアピールされる。
▲机に置いて使うこともできるが、変形すると両手で握って使える形状へ。この場合キーは奥の面に配置され、タッチタイピング必須に
▲デバイス変形時には手前側に、トラックボールやトグルスイッチなど、シンプルなキー以外のインターフェースが配置される
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2. いつものノートPCにチョイ足し
ナカバヤシ
「Digio² PD対応 Type-C 10in1 PCスタンドドッキングステーション」(2万3265円)
Type-Cポートの限られたノートPCで、ポートを拡張しつつ、視線位置を高めるのに使える一石二鳥な製品。PCと接続する側のUSB Type-Cケーブルの規格は「USB 3.2Gen1」
2月に発売されたPC用ドッキングステーション。USB Type-Cケーブル1本でPCに接続でき、計10ポートを拡張可能。PCの奥側を持ち上げるスタンドとしても活用でき、視線位置の調整や、タイピングの負荷軽減にも役立つ。
▲4Kモニター出力に対応するHDMIポートや、USB PD充電専用(100W)のType-Cポート、LANポート、SDカードリーダーなどを搭載