人生で一度きりの成人式は着物を選んだり髪を伸ばしたりと時間をかけて準備するもの。その中で悩むのがヘアアレンジをどうするか。式当日の髪型もそうだけど、まずは前撮り! 一生残る大切な写真なのだから、最高の1枚を手に入れたい! 前撮りを予定していてまだ髪型が決まっていない、まだ検討中……そんな人におすすめする5スタイル、こちらをどうぞ。
1.髪のしなりや曲線を生かした、上質なタイトアレンジ
Hair:「SCREEN GINZA MAISON.」小林 萌
昨年あたりからタイトなシルエットが主流ですが、骨格がダイレクトに出てしまうのがタイトアレンジの難点。そこで、顔立ちや頭の形にフィットさせるよう、ウェイトのバランスを考えてつくり込んでいきました。
ベースはオールバックでピタッとさせつつ、フロントはうぶ毛のつくりや髪の毛の落とし方まで繊細に調整。髪の動きや流れをきちんと生かすようにブロッキングしていきます。
また、アシンメトリーに巻き付けた毛束に対してシニヨンは空間をつくることで、タイトでカッコいいけど、女性らしくて抜け感のある、洗練されたヘアになります。飾りはシンプルなのに目を引くホースヘアで、全体的に上質な雰囲気を演出しました。
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2.ハレの日を煌びやかにするネオモヒカン×Y2K
Hair:「Jill janne」タナカヒカル
全体的にタイトなスタイルが多い印象ですが、人とかぶりたくないという声も上がっています。コロナ禍を経てようやく成人式が実施されるようになった今、気持ちも華やかになる2000年代を彷彿させるようなアレンジも人気があります。
今回はトレンドを損なわないようにポニーテールリングの三つ編みを少しバランスをずらして付けて動きを出しています。このまわりと差を付ける遊びがあるのでモヒカンは高さを出したフォルムに。
着物のビンテージ感に合わせ、飾りはチュールやドライフラワーなどのレトロっぽい小物を顔まわり中心に付けることでアンティーク着物のムードを高めます。バックはもちろん前から見てもかわいくインパクトがあるので、自撮りでも個性を感じる写真を残せます。