エドウインのコンセプトショップで年間3000本を販売する定番ジーンズ[EDS]に、生機(きばた)デニムが限定登場。この一本で、旧きよきデニムの作法やエイジングを嗜む、乙なデニムラバーに。

生機は粋でいなせなデニムラバーだけに許される嗜み


マウンテンパーカ7万4800円/グランク(にしのやTEL03-6434-0983)、BDシャツ3万3000円/インディビジュアライズドシャツ(ユーソニアングッズストアTEL03-5410-1776)、ポケットTシャツ8800円/アナトミカ(アナトミカ 東京TEL070-3144-0378)、ローファー9万4600円/パラブーツ(パラブーツ青山店TEL03-5766-6688)、メガネ2万8600円/エナロイド(G.B.ガファスTEL03-6427-6989)

1930年代にサンフォード・クルエットが発明したデニムの防縮加工(サンフォライズド)は、当時、問題視されていたジーンズの型崩れやサイズ選びの難しさを解消し、業界に変革をもたらした。現代ジーンズの大半は防縮加工や捻れ防止加工、さらに表面を均一化する毛焼きなどの仕上げ処理が施されている。

そんななか、今回エドウインが満を持して限定リリースする「生機(きばた)デニム」だ。

生機デニムとは、単に言うと、前述のような仕上げ処理を行わない、素のデニム。水を通すとレングスは2サイズ程の縮みがでるなど、欠点も多いが、それにより穿き込むことで自分の体型に馴染んだ唯一無二の一本を手に入れることができる。これ即ち、「シュリンク・トゥ・フィット」という、1950年代までのフィッティング理論。

さらに生機特有の凹凸や捻れは、ヒゲやハチノスなどの立体的なアタリをより強烈に生み出し、理論上はヴィンテージと同様のエイジングが期待できるという訳だ。生機から育てるということはジーンズの真髄を知ることであり、デニムラバーだけに許された、粋でいなせな嗜みなのである。

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EDS KIBATA Regular Straight


EDWINコンセプトショップの定番ジーンズ[EDS]をベースに、防縮加工などを排した昔ながらの生機(きばた)デニムで仕上げた限定アイテム。自らウォッシュを施すことで生まれる、生地の凹凸や捻れは穿き込むことでヴィンテージのような雄々しい経年変化が楽しめる。※こちらは2年着用したエイジングサンプル。2万2000円