椹野道流氏のエッセイ『祖母姫、ロンドンへ行く!』のコミカライズ連載企画を中止すると講談社の月刊少年シリウス編集部が公式サイトなどで発表した。
同作は「一度でいいからロンドンに行きたい、お姫様のような旅がしたい」との祖母からのお願いに孫娘(著者)が奮戦、一族総出の支援のもと現地へと旅立った実体験をもとにした回想型エッセイ。2023年9月に、編集部の公式X(Twitter)アカウントでコミカライズ連載企画が立ち上がったことを公にしており、『午後3時雨宮教授のお茶の時間』や『向ヒ兎堂日記』を描いた鷹野久氏が担当する予定だった。
【お知らせとお詫び】
月刊少年シリウスHPで『祖母姫、ロンドンへ行く!』コミカライズ中止のお知らせをしております。先生方や関係者の皆様、ならびに楽しみにお待ちいただいていたファンの皆様に深くお詫び申し上げます。https://t.co/YWnCOIAgO4
— 月刊少年シリウス編集部 (@shonen_sirius) April 15, 2024
企画中止に関して編集部は「弊誌の事情により」としか理由を明らかにしていない。「先生方には、多大なるご負担とご心労をおかけしましたことを、心よりお詫び申し上げます。また、連載を楽しみにしてくださっていたファンの皆様、ならびに関係者の皆様にも深くお詫び申し上げます」とコメントしている。楽しみにしていた読者からは、「なぜ?」「どうして」と理由を求める声が挙がっている。
原作者の椹野氏は自身のXアカウントで編集部の投稿を引用する形で「残念なお知らせ、もとい、残念で済ませられるわけがないお知らせです」と報告。「鷹野先生は、本当に、本当に素晴らしいお仕事をしてくださいました。皆様にそれをお見せできないのが、とてもつらく、申し訳なく思っております」と、コミカライズの件に反応できなかったことを謝罪。情報が少なかったこともあり回答できず、ずっと心苦しかったと「原作者ってこんなに無力なのかと痛感しました」と心のうちをつづっている。
そんなわけで、残念なお知らせ、もとい、残念で済ませられるわけがないお知らせです。
鷹野先生は、本当に、本当に素晴らしいお仕事をしてくださいました。皆様にそれをお見せできないのが、とてもつらく、申し訳なく思っております。#祖母ロン https://t.co/84OrAiywSJ— 椹野道流🍣フシノミチル (@MichiruF) April 15, 2024
まだですか? の問い合わせをたくさんいただいていたのにずっと反応できなかったことも、申し訳ありませんでした。もたらされる情報が少なすぎて、お答えのしようがなかったのです。ずっと心苦しかったし、今も苦しいです。原作者ってこんなに無力なのかと痛感しました。
— 椹野道流🍣フシノミチル (@MichiruF) April 15, 2024
椹野道流先生のエッセイ『祖母姫、ロンドンれ行く!』のコミカライズを担当させて頂く事になりました!
エッセイ本が本当に面白くて、ああ、ロンドンとブライトンのこの距離感…懐かしい…と自分が留学していた時の事も思い出しました。お話を頂けてとても光栄です。精一杯頑張ります! https://t.co/pA0vECuQUp— 鷹野久『手のひらねこ』①発売中 (@takanohisa) September 13, 2023
【お知らせとお詫び】
月刊少年シリウスHPで『祖母姫、ロンドンへ行く!』コミカライズ中止のお知らせをしております。先生方や関係者の皆様、ならびに楽しみにお待ちいただいていたファンの皆様に深くお詫び申し上げます。https://t.co/YWnCOIAgO4
— 月刊少年シリウス編集部 (@shonen_sirius) April 15, 2024
そんなわけで、残念なお知らせ、もとい、残念で済ませられるわけがないお知らせです。
鷹野先生は、本当に、本当に素晴らしいお仕事をしてくださいました。皆様にそれをお見せできないのが、とてもつらく、申し訳なく思っております。#祖母ロン https://t.co/84OrAiywSJ— 椹野道流🍣フシノミチル (@MichiruF) April 15, 2024
まだですか? の問い合わせをたくさんいただいていたのにずっと反応できなかったことも、申し訳ありませんでした。もたらされる情報が少なすぎて、お答えのしようがなかったのです。ずっと心苦しかったし、今も苦しいです。原作者ってこんなに無力なのかと痛感しました。
— 椹野道流🍣フシノミチル (@MichiruF) April 15, 2024