「人生、たまには脱藩。」――高知県の観光PRキャンペーンのインパクトあるキャッチコピーがX(Twitter)で話題になっています。よし、脱藩しよう。
するか…脱藩… pic.twitter.com/wGAZLW1wxS
— 幣束 (@goshuinchou) March 25, 2024
このキャッチコピーは、坂本龍馬をイメージしたと思われる人物と現代人が山道に立つ写真や「あなたの、新休日。高知」というワードとともに観光PRのポスターに記載。目撃したXユーザーの幣束(@goshuinchou)さんが「するか…脱藩…」と投稿すると、4万件を超えるいいねを集めました。
坂本龍馬が土佐藩(現在の高知県)を脱藩したことは有名ですが、脱藩は死罪になることもあった重罪。「たまには脱藩」とカジュアルにおすすめする温度差に「かめいだんぜつ…ってこと!?」「温泉とか行く感覚で脱藩するんじゃあないよ」などツッコミが寄せられていました。
高知県観光政策課に聞いたところ、このポスターは2021年の観光キャンペーン「リョーマの休日」のために作られたものとのこと。自然体で過ごす「山曜日」「川曜日」「海曜日」、本物の歴史に触れる「昔曜日」、多様な食文化に驚く「味曜日」と、カレンダーにはない「新しい休日」がコンセプトでした。
脱藩のポスターは「昔曜日」のもので、「歴史的な偉人を多く輩出した高知県。本物の史料で、偉人が直面した困難と志の高さに触れただけで、少し楽な気持ちになれることでしょう」という思いがあるのだそうです。
#高知の昔曜日
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人生、たまには脱藩。
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歴史的な偉人を多く輩出した
高知県。本物の史料で、偉人
が直面した困難と志の高さに触
れただけで、少し楽な気持ちに
なれることでしょう。#あなたの新休日 #脱藩の道— 高知観光official (@naturallykochi) April 19, 2021
ポスターに写っている山道は、龍馬をはじめとする幕末の志士たちの脱藩ルートだった、高知県の梼原町(ゆすはらちょう)にある「脱藩の道」で、ポスターの龍馬は実際に地元で龍馬に扮(ふん)してガイドをしている方だといいます。
ちなみに県職員が案を出し、外部のアドバイザーにアドバイスをもらって決定し、龍馬の周りに写っている人々も県職員なのだとか。当時キャンペーンでは他のポスターも県職員が登場しているのだそうです。
きょう、4月からはじまる新たな高知県観光キャンペーンどっぷり高知旅」の記者発表会を行いました🙌
高知におとずれた方に、県内各地で多種多様などっぷり体験を楽しんでいただけるよう、高知家一同精一杯おもてなします!
みんなぁ、高知に来てね~https://t.co/sCQo5TMMRB#どっぷり高知旅 pic.twitter.com/MkaYesDpRE— 高知観光official (@naturallykochi) March 28, 2024
するか…脱藩… pic.twitter.com/wGAZLW1wxS
— 幣束 (@goshuinchou) March 25, 2024
#高知の昔曜日
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人生、たまには脱藩。
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歴史的な偉人を多く輩出した
高知県。本物の史料で、偉人
が直面した困難と志の高さに触
れただけで、少し楽な気持ちに
なれることでしょう。#あなたの新休日 #脱藩の道— 高知観光official (@naturallykochi) April 19, 2021