ダイハツ「軽」首位陥落…23年度新車販売、不正響きスズキに譲る

全国軽自動車協会連合会(全軽自協)が1日まとめた2023年度の軽自動車の新車販売台数によると、ダイハツ工業が国内シェアで18年ぶりに首位をスズキに明け渡した。ダイハツは認証不正による23年末以降の出荷停止が響いた。軽自動車全体では前年度比4・0%減の162万5481台。一方、日本自動車販売協会連合会(自販連)がまとめる登録車を含めた新車販売台数は同3・3%増の452万8668台と、2年連続で前年度比増加となった。

3月と2023年度の新車販売台数

ダイハツの軽自動車は24年1―3月の失速を受け、前年度比21・6%減の44万3694台となった一方、スズキの軽自動車は同7・0%増の55万2251台だった。軽全体では「23年10―12月期までは部品不足が緩和されプラス基調で動いていたが、ダイハツの出荷停止で24年1月以降、大幅にマイナスが続いた」(全軽自協)。23年度の販売台数は直近10年間で21年度に次いで低い水準となった。

登録車の販売台数は同7・8%増の290万3187台。2年連続のプラスとなったが、300万台割れと低い水準が続いている。

3月単月の新車販売台数は前年同月比21・1%減の45万1444台だった。登録車は同19・9%減の30万3216台で3カ月連続の前年同月比マイナス。軽自動車は同23・6%減の14万8228台で4カ月連続の前年割れとなった。自販連は「ダイハツやトヨタ自動車の出荷停止の影響があった」と分析する。

4月以降について全軽自協は「ダイハツの出荷停止車種の基準適合性の確認が進み、生産・出荷再開が進みつつある」とした上で「影響がいつまで継続するのか分からない状況」との見解を示した。

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