アイティフォーは4月1日、セブン銀行で債権管理システム「CMS V5」が稼働を開始したと発表した。同システムと連動するSMS送信システム「e-SMS」、自動受架電システム「ロボティックコール」もあわせて稼働し、人的リソースを抑え督促業務の自動化と効率化を図る。
 セブン銀行は、業務DXの推進とリソース配分の最適化による業務効率性の向上を目指している。債権管理業務の負荷軽減のため、システム化を進めることで効率的かつ効果的な督促業務への変革の意向があった。そこでセブン銀行は、アイティフォーの債権管理システムの導入を決定。督促振分機能によって最適な督促手段を自動選択することを可能にした。さらに、ロボティックコールとe-SMSも組み合わせることで、顧客ごとに最適なアプローチと督促業務自体の自動化を実現する。これらの採用は、同社のシステムが、他行をはじめ金融機関への豊富な導入実績があったことを評価したもの。

 「CMS」は、地方銀行で7割以上のシェアをもつ債権管理パッケージシステム。初期延滞督促から中長期延滞管理までを一元管理する。CMSとe-SMS、ロボティックコールを連動させることで、SMS送信や自動架電、督促状出力など複数の督促手段のなかから、各債務者に最適なものをCMSが自動で選択。SMS送信を選択すれば、e-SMSから債務者へメッセージが送信される。一方、自動架電を選択すれば、ロボティックコールがオペレーターに代わって債務者に架電し、手続完了までを実施する。

 システムによる督促を導入することで、社員のスキルレベルに依存することなく安定した品質で督促を行うことができる。また、督促手段の自動選択と自動督促ツールにより、1件あたりの対応にかかる時間が短縮し、業務を効率化できる。とくに大きな効果が期待できる初期延滞者に対してこれらのツールを活用することで、オペレーターは難易度の高い中長期の延滞者に対応する時間を確保することが可能になる。さらには、オペレーターから直接電話を受けないことで顧客の心理的負担も軽減することができる。