「お茶の荒畑園」、健康茶がECで人気 顧客接点を社員教育で強化、全社員参加の研修も

緑茶からブレンドティーまで幅広い茶葉の製造・販売を行っている荒畑園は、自社で栽培したお茶を販売するECサイト「お茶の荒畑園・公式通販サイト」を運営している。ECサイトだけでなく、荒畑園全体で、顧客との接点となる、コールセンターや店舗のスタッフ教育に力を入れているという。

荒畑園は自社で農園を持ち、茶葉の栽培から製造・企画・販売までを一気通貫で行っているという。もちろんECサイトの運営も自社で行っている。従業員は48人という、小規模な会社ながら、他社ではアウトソースすることの多い、配送部門やコールセンターも自社で運営しているという。

荒畑園は、茶葉製造・販売業者の中では珍しく、機能性表示食品を扱っている。「べにふうき」「サラシア入りのほうじ茶」「国産プーアール茶 SARYU-SOSO(サリュウ ソウソウ)」などの機能性表示食品を販売している。

機能性表示食品の商品説明や広告を行うにあたっては、「機能性表示食品の届出等に関するガイドライン」はもちろん、景品表示法・健康増進法や食品表示法など多くの法令を順守する必要がある。商品の取り扱いにあたっては、商品自体の知識はもちろん、機能性表示食品を説明する上での注意事項を頭に入れることも必要になるのだという。

これらの必要性を受けて、社員教育には特に力を入れているという。

顧客に直接対応する、コールセンターのスタッフ、店舗の従業員はもちろん、全社員が参加する、機能性表示食品に関する講習も行っているという。

顧客対応スタッフ20人を集めて、1週間かけて研修を行ったこともあるという。

「業界全体として、お茶の売り上げは下がっている。機能性表示食品の健康茶が入り口となり、飲み物の選択肢に『お茶』が入るようになってほしい」と通販EC事業部の鈴木良隆氏は話している。