四柱推命とAIを合わせる!? 自分の命式を画像にしてみよう

 占いと聞くと、何を思い浮かべるであろうか。タロットカードや易などが有名だが、代表的な東洋占術の一つに四柱推命がある。四柱推命の起源は紀元前1100年頃といわれ、その的中率の高さから、現代に至るまで多くの占術家に研究され、理論が引き継がれてきた。占う人物の生年月日、出生時刻から年、月、日、時それぞれの干支(甲子、壬申など)を割り出し、出てきた8文字(命式と呼ぶ)を使って運命を読み解いていく占術である。

●AIの発展は目覚ましい



 昨今、占い界隈に変革の波が起きつつある。占いとAI(人工知能)の融合である。ここ数年AIの発展は目覚ましく、作りたいものの情報を入力するだけで、文章、画像、動画などを簡単に生成できるようになった。運勢鑑定をするAIや自らの占いに補助的にAIを用いる占い師も、ちらりほらりと出てきているようである。そこで、AIの進歩を実際に感じてみようということで、四柱推命の命式が持つイメージ(風景)を、AIを用いて画像として出力することを試みる。

 四柱推命の命式は、年柱、月柱、日柱、時柱それぞれに干支を割り当てた、計8文字からなる。命式の算出については、生年月日を入力すれば自動で出してくれるWebサイトがさまざま存在する。「四柱推命 命式 算出」などで検索をしてみて欲しい。さて、出てきた命式の文字を見ても、占いを知らなければよく分からないであろう。実は、十干十二支それぞれには、自然物をモチーフにした象意が存在する。詳しくは、以下の画像にまとめたのでそちらを参照して欲しい。

 命式の中で特に重要な箇所が二つある。一つは日干で、自分自身の本質を表すといわれている。もう一つは月支で、自分の生まれた月、すなわち命式の季節感を表すのがこの部分である。それでは、実際にAIを使って画像を生成してみよう。無料で画像生成が可能なウェブサイトをいくつか紹介する。

・DiffusionArt.co:設定が豊富。高クオリティな画像を生成したい人向け。

・mega.space:設定がシンプルで画像生成にかかる時間も短い。

・Gemini:要Googleアカウントチャット形式の生成AI。画像生成は英語のみ対応。

 画像生成のやり方は実に簡単である。例として、先ほど画像で示した櫻井翔さんの命式のイメージを出力してみる。プロンプト(出力画像の指示)の欄に、命式中の干支を表す英単語を羅列し、生成ボタンを押すだけ。以下が生成された画像である。

 この画像を見て何を感じるであろうか。鉱石が豊富な力強い岩山は、櫻井さんのアイドルタレントとしての輝かしい魅力やストイックさを表しているようである。命式を画像化することで、命式の中で多い五行(木・火・土・金・水の五つ)と少ない五行を視覚的に把握することができる。四柱推命という占術においては、五行の大過を抑え不足を補うことが、運勢を好転させるカギなのである。

 自分の命式で画像生成した結果はいかがだったであろうか。冷たい海にそびえる大樹、きらびやかな宝石の山、焦土に咲く一輪の花、命式が持つ風景は人の数だけ存在し、それぞれがオンリーワンのものである。ぜひ、その風景をより華やかで穏やかなものへと整えていく意識を持って日々を送って欲しい。(フリーライター・波濤ろく)