
ねとらぼ調査隊では、アンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、兵庫県在住の主婦を対象に「優秀な生徒が多いと思う兵庫県の私立高校」というテーマでアンケート調査を実施しました。
地元の主婦から「優秀な生徒が多い」と思われているのは、どの私立高校だったのでしょうか。それではランキングを見ていきましょう!
第2位:関西学院高等部
第2位は、得票率17.0%の「関西学院高等部」でした。
西宮市に位置する関西学院高等部は、1889年に創立された関西学院の「普通学部」を前身とする高等学校です。「奉仕のための練達」を意味する「Mastery for Service」をスクールモットーとしており、キリスト教主義に基づく教育を通した世界市民の育成が目標。週2回の礼拝の時間や、聖書科の授業、人権講座などの教育が行われています。
そのほか、文系・理系の枠を超えて、バランス良くさまざまな分野の基本的な教養を得られる「リベラルアーツ教育」を推進しています。オーストラリア・ニュージーランド・アメリカ・イギリスなどの名門校と連携した、豊富な海外研修・留学制度が用意されているところも特徴。関西学院高等部では、定められた学業成績を満たし、推薦に値すると判断された場合は、面接試験によって関西学院大学の各学部へ入学できます。
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第1位:灘高校
第1位は、得票率30.8%の「灘高校」でした。
神戸市東灘区に位置する灘高等学校は、1927年に創立された「旧制灘中学校」を前身とする、中学校併設型の6年一貫教育を行っている高等学校。「『精力善用』『自他共栄』の精神に徹した健全な社会人」「自主性を養い強固な信念」「質実剛健をモットーとし勤労をよろこぶ習慣」「運動を奨励し強靭な体力と明朗闊達なスポーツマンシップ」「豊かな趣味を養い高尚優雅な品性」の育成を教育方針としています。
中高完全一貫の教育システムを採用。中学入学時に原則8人の教員で構成される担任団が、1つのチームとして6年間学年を受け持つ「担任持ち上がり制」が特徴です。また、学業や学校生活においても強制せず、生徒自身の判断で行動できる環境を整えているため、自主性や責任感の成長が期待できます。全国屈指の進学校として知られていて、2023年度入試では東京大学・京都大学などの難関校を中心に、多くの生徒が現役で国公立大学に合格しています。