『GetNavi』が選ぶ「2023年上半期売れたものSELECTION」。本記事では「アウトドア編」から、耐久性に定評のあるワークマンの万能バッグ2つを紹介します。アスレジャーウェアやアウトドアグッズへ進出し、快進撃を続けているワークマン。今回のヒットの背景には何があったのか? GetNaviアウトドア担当の編集部員がその秘密に迫ります。

※こちらは「GetNavi」 2023年8月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

私が解説します

GetNaviアウトドア担当 菅原史稀

 

アンバサダーを起用しユーザー目線で商品開発

ワークマンは、作業服というターゲットからアスレジャーウエア、アウトドアグッズへ進出し、快進撃を継続。ヒットの裏には徹底したユーザー目線による開発姿勢がある。その手法のひとつとしてワークマンが採用したのが、アンバサダーとの共同開発だ。日々YouTubeなどで情報発信をする人気アンバサダー40名以上とコミュニケーションをとり、機能やデザインをヒアリング。試作と試用を繰り返し、製品を世に送り出す。

 

ターゲットはビギナーだ。2022年にはキャンプギアを本格展開し、1万円程度でテントやチェア、シュラフ、テーブルなどひと通りのギアが揃えられるという圧倒的なコストパフォーマンスで世間を驚かせた。ビギナー向けとは言え、ワークマンが本来得意とする耐久性、撥水性などに富んだ素材を用い、屋外での使用にも耐えられる機能性を確保した。今年は小物類がさらに充実。熟練キャンパーからも注目を集めそうだ。

 

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耐久性が高く見た目もおしゃれ使い回しもできる実力派トートバッグ

ワークマン
パラフィン帆布ミディアムトート
780円
2021年6月発売

水をはじくパラフィン加工が施された、耐久性の高いトートバッグ。約20Lの収容力で、雑多になりがちなキャンプ道具を収納するのに便利だ。やや張りのあるスタイリッシュな帆布なので “見せる収納” としても活躍する。

 


↑カラーは4色展開

 


↑ナチュラルなアースカラーなのでアウトドアシーンだけでなく日常使いでもなじむ