障がい者の家族が主役、新しいタイプのカウンセリング施設がスタート


障がい者とその家族を支援する都内の一般財団法人メルディアが、10月1日に新しいタイプのカウンセリング施設「メルディアウェルネス」を開設する。この施設では、障がい者の家族にスポットを当てている。

運営する一般財団法人の活動

今回施設をスタートさせる一般財団法人メルディアは、障がい者本人への支援とともに、その家族に対するサポートにも力を入れてきた。相談する相手もなく、孤独に悩みを抱える家族の姿を見て、その力になりたいと考えたことが活動のきっかけだったという。

現在は障がい者情報誌の発行のほか、障害福祉サービス事業、障がい者および支援団体への助成、障がい者スポーツのサポート事業などを手がけている。

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カウンセリング施設の特徴

新設されるカウンセリング施設は、障がい者の家族だけでも利用が可能だ。全体的なカウンセリングやトレーニングは、専門資格をもった公認心理士や精神保健福祉士などが担当する。

障がい者と家族が同時に、カウンセリングおよびトレーニングを受けることができ、家族にとっては貴重な息抜きの時間になることを目指すという。今回は東新宿で最初の施設を開き、今後はさらに活動の場を広げる予定だ。