■II.中国株式市場

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●1.上海総合指数の推移

 1)2/22、上海総合+37高、2,988(亜州リサーチより抜粋
  ・前日までの好地合いを継ぐ流れとなり、7日続伸し、昨年12/12以来、約2ヵ月半ぶりの高値水準で終えた。

  ・中国の政策動向が引続き支援材料となった。なかでも、相場テコ入れの強化が材料視されている。当局は機関投資家などに対し、寄り付き直後と大引け前の30分間、株式を売り越さないよう指示したと伝わった。関係部局は先ごろ、「国家隊」と呼ばれる中国政府系投資会社による買い支えや空売り規制の強化、上場企業の投資価値向上を支援するなどの施策を集中的に打ち出している。

  ・また、全国人民代表会議(全人代)の開幕3/5が視野に入ってきたことで、追加の経済支援策に対する期待感も高まった。

  ・大型株のバリュエーション再評価が進むなか、中央企業(中国政府直属の国有企業)傘下の銘柄群に買いが続いている。

  ・朝方は上値の重い場面がみられたものの、指数は上げ幅を徐々に広げた。

  ・業種別では、石油・石炭などエネルギー関連の上げが目立ち、通信関連も高い。中国メディアは2/22、国務院・国有資産委員会は中央企業を通じ、中国の人工知能(AI)技術発展を加速するなどと報道した。中央企業では、中国聯通など大手通信キャリアがAI分野で先行していると説明した。ハイテク株も急伸した。公益・素材・インフラ関連・医薬・運輸・金融なども買われた。

 2)2/23、上海総合+16高、3,004(亜州リサーチより抜粋
  ・前日までの好地合いを継ぐ流れとなり、8日続伸し、節目の3,000を回復。

  ・中国の政策動向が引続き支援材料となった。当局は相場支援スタンスを強めているほか、全国人民代表大会(全人代)の開幕の3/5が視野に入ってきたことで、追加の経済対策に対する期待感も高まっている。

  ・ただ、上値は限定的。売り圧力が意識されるなか、指数は安く推移する場面もあった。

  ・業種別では、住宅価格の持ち直しが期待され不動産が高い。主要70都市の1月新築住宅相場に関しては、値下がりしつた都市数が62⇒56に減少した。下落都市が減少するのは、2023年3月以来だ。自動車も上げが目立った。銀行もしっかり。公益・ハイテク・医薬・素材・軍事関連なども買われた。半面、石油・石炭のエネルギーは冴えない。