USB充電器、「挿す端子で充電速度が変わる」のはなぜ?

コンセントに差し込みUSB機器をチャージする「USB充電器」は、いまや家庭の必需品。スマートフォンはもちろん、パソコンの充電にも使われるようになったから、1人で2つも3つも持っているという方も珍しくありません。

そのUSB充電器、差込口(USBポート)が1つだけなら迷うことはありませんが、2つも3つもあると、「充電速度に差はあるのか?」「複数を同時使用して問題ないか?」などなど、気になる点が出てくるかもしれません。

通常、USB充電器には、「合計最大出力」と「ポートごとの最大電圧/電流」が定められています。たとえば、PD対応USB-Cポート2基とUSB-Aポート1基を備えた「UGREEN Nexode Pro 65W」を例にすると、合計最大出力が65Wで、1基めのUSB-Cポートも最大65W、2基めのUSB-Cポートが最大30W、USB-Aポートが最大22.5Wとなります。この場合は、1基めのUSB-Cポートに挿せば最速で充電できることになります。

ただし、複数のポートで並行して充電するときは、その充電器の仕様によって各ポートの最大出力が変わります。前掲のUGREEN Nexode Pro 65Wを例にすると、2基のUSB-Cポートを同時利用する場合、1基めのUSB-Cポートは最大45W、2基めのUSB-Cポートは最大20Wとなります。60W以上のPD対応USB-Cポートが必要なPCの場合、充電速度にはっきりと差が現れるため注意しましょう。