アイビーの文化的な側面に対しても造詣が深い「ビームス プラス 有楽町」ショップマネージャーの鈴木太二さん。コレクタブルではなく、あくまでワードローブの必需品として特定のモデルを集めては履きつぶす。これまでもこれからも、人生をともに歩んでいくと心に決めたマイ・ベスト・スニーカーはこちら!


「ビームス プラス 有楽町」ショップマネージャー・鈴木太二さん|アイビーの文化的な側面に対しても造詣が深い名物ショップマネージャー。プライベートでは2児の父として、ただいまアイビーライフに見合うファミリーカーを物色中

常備スニーカーQ&A

Q1.このスニーカーとの出会い

ビームスにて

Q2.現在のストック数

10足前後

Q3.その他の主な所有スニーカー

コンバースのオールスター

Q4.革靴とスニーカーの割合

革靴 90% スニーカー 10%

好きすぎて履けない! アイビーファン垂涎の一足。

ビームスきってのアイビーオタクである鈴木さん。あまりスニーカーのイメージがない氏のコレクションともいえる常備スニーカーはやはり、アイビーとも関係性の深いブランド、スペリー トップサイダー。

「普段は革靴を履くことが多く、特に大好きなオールデンと、キャンプモカシンなどのモカシン系を良く履きます。スニーカーと言えば、ジョン・F・ケネディも愛用したスペリーのデッキシューズは外せないですね」

なかでもレジメンタルやチェックといった、アイビーらしいトラディショナルカラーをまとったアシンメトリーモデルは特別だ。

「これは2019年に発売されたローイングブレザーズ別注のモデルです。アイビーの名家同志のコラボとあって、なかなか履くことができません。多分このまま一生、常備という名のコレクションになってしまいそうです(笑)」。


スペリートップサイダー×ビームス プラスのCVOスウェード2|ビームス プラスが別注した一足にはシュータンの両サイドにエラスティックを配して、シューレースなしのスリッポンとしても履ける構造に。クラシカルな一足を現代的にアップデートした新名品。1万1000円(ビームス プラス 有楽町TEL03-5220-3151)

※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。

(出典/「2nd 2023年6月号 Vol.195」)