三越伊勢丹ホールディングスは6月1日、安全・安心な商品・サービスの提供をより一層推進するため、「お取組先行動規範」を制定したと発表した。

<三越伊勢丹>


5月に、グループは「暮らしを豊かにする、“特別な”百貨店を中核とした小売グループ」となることを目指し、新たな企業理念を発表した。グループのサステナビリティ活動では、企業理念に繋がる形で、企業活動を通じた社会課題の解決に貢献することを目指しており、その一環として、人権課題・環境課題に配慮した持続可能なサプライチェーンの実現に向けた取り組みを行ってきた。

「お取組先行動規範」は、サステナビリティ基本方針や調達方針等で示しているグループの社会課題への向き合い方や調達にあたっての取り組み事項を、取引先に依頼する項目として読み替えたもの。今回、取引先での実践に役立てもらうための「解説版」と合わせて開示した。

取引先に対しては、この規範を理解・実践してもらうとともに、グループの事業活動に関連する調達先にも周知をお願いしている。グループは、取引先と共に責任あるサプライチェーンの構築に取り組み、持続可能な社会の実現に向け役割を果たすという。

三越伊勢丹グループ「お取組先行動規範」

三越伊勢丹グループ「お取組先行動規範(解説版)」

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