社内改革をスムーズに進めるためのポイント

社内改革のポイントは改革目標の明確化

社内改革を実行するにあたって、まず重要なのが改革の目的を明確にすることです。改革の目的がはっきりすれば、生産性向上や業務効率化につながる最適な業務プロセスも見えてくるはずです。

しかし、それだけでうまくいくとは限りません。社員の仕事に向き合う姿勢や考え方、つまり意識改革も必要です。そのためにも改革目標の明確化が必要で、その目標達成に向けて社員が自発的に動くようになることが、社内改革を成功に導く重要なポイントです。

まず目標を設定し、その目標達成の障害となっている課題を洗い出し、一つひとつ見直していくことが大切です。

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ワーク・ライフ・バランスを重視する姿勢も重要

人事制度や評価制度、業務フローを見直し、社員が自発的に動くようになる組織に改革していくことが企業には求められていますが、ここで忘れてはならないのがワーク・ライフ・バランスを重視する姿勢です。

社員が、それぞれの事情に合わせて働き方を選択することができるように、リモートワークやフレックスタイム制の導入、さらに長時間労働の是正や有給休暇の取得促進、また男性社員の育児休暇をとりやすい職場環境を整えていく必要もあります。

社員が意欲的に仕事に取り組む環境を整えてこそ、社会や経済状況の変化にも対応できる強靭な組織へと、生まれ変われるのではないでしょうか。

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