エレコム、調理家電の第二弾は「小型IH炊飯器」など3製品!「LiFERE」シリーズを拡充

●「HOT DISH」シリーズの第2弾は「卓上なべ」



 2022年にリリースしたIHホットプレート「HOT DISH(ホットディッシュ)」からは、第2弾となる「IH卓上調理なべ HOT DISH cocotte HAC-IH01CWH」を発売。市場想定価格は1万6800円。

 IHクッキングプレートの上に丸みを帯びたフォルムの鍋をセットして使うIH卓上なべだ。適正容量は800ml、高さは約5cmとしたのも、ゆで卵や豆腐などを丸ごと入れてもしっかり浸る深さに仕上げたためだ。また、ひとり人鍋や1人分のラーメンづくりにもぴったりのサイズ感なのだ。

 専用なべの内側と外側にはセラミックコーティングを施しており、調味料や食材がこびりつきにくい。強化ガラス製のフタを付属しているため、じっくり煮込む時も中の様子を確認しながら調理できる。

 出力は、保温/LOW/MID/HIGHの4段階で調節する。一定の温度で調理、保温できる。食事中にこまめに温度調節をしなくてよいため、湯葉づくりやチーズフォンデュなど沸騰させたくない料理もゆっくりと楽しめる。

 また、鍋をヒーターに固定するための「固定リング」を付属している。食材を入れる時や取り分ける際などに鍋を動きにくくするためだ。不安定にならず安心して調理ができるように配慮している。

 さらに固定リングを外し、鍋を取り外せば、既存品のHOT DISH用の「焼きプレート」(別売り)をのせることも可能だ。焼きプレートなら炒めものなど調理メニューの幅が広がる。

 テレワークの普及により、自宅で食事をする機会が増えた人も多いだろう。小型の調理家電は買い足すことで、調理メニューのバリエーションが広がるのに役立ちそうだ。いずれもコンパクトなのでキッチンだけでなく、書斎やデスク周りに置いたり、車中泊のアイテムとしても使えるだろう。今後もエレコムでは調理家電のラインアップを増やしていく考えとのこと。第3弾の製品も楽しみだ。(家電ライター・伊森ちづる)