イオンタウン湖西新居の開店イメージ(イオンタウン発表資料より)

 イオンタウンは、静岡県湖西市にショッピングセンターの「イオンタウン湖西新居」(湖西市新居町)を、4月22日にグランドオープンする。食品スーパーの「マックスバリュ」を核店舗に、湖西市初出店の9店を含む14店が出店し、地域を結ぶコミュニティ拠点を目指す。

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 イオンタウン湖西新居は、JR東海道本線の新居町駅から歩いて10分ほどの新居文化公園西側に開設される。施設は鉄骨平屋建て約5,800平方メートル。うち、約5,200平方メートルを賃貸する。駐車場は約370台分、駐輪場は約100台分が確保される。

 主な出店店舗は、ドラッグストアの「ウエルシア」、100円ショップの「ダイソー」、買取専門店の「おたからや」、パスタ・ピザ専門店の「ピスタマーケット」、たこ焼きの「銀座たこ専」、岐阜県飛騨地方の郷土料理店「本家白川けいちゃん」など。

 核店舗のマックスバリュ湖西新居店は地場野菜や地元の名産品など地物商品の充実に努め、地産地消の推進に力を入れる。地域密着型経営を推進するために「ありがとうキャンペーン」を実施し、売上金の一部を地域活性化に充てる。

 施設の東側に位置する新居文化公園とは相互に往来できる遊歩道で接続し、屋外広場を配置する。週末にはキッチンカーを集めてイベントを開催するなどし、年間を通じて地域の人たちでにぎわう場所にする。高齢者や障害者ら交通弱者対策としてコミュニティバスとデマンド型乗合タクシーが発着する。

 屋上には、年間最大約66万キロワット時の発電が可能な太陽光発電設備を設置。今秋をめどに平面駐車場にソーラーカーポートを配備、電気自動車(EV)の充電器も設けてクリーンエネルギーの普及を推進する。