なにかと便利なクレジットカード。日々の支払いだけでなく、空港のラウンジを使えたり、ホテルで優待を受けることができたり、貯まったポイントを商品券に換えたり…。カードによって、さまざまなおトクな特典を受けることができるものもある。しかし、その特典の内容はカードのブランドや発行元、そしてランクによってかなりの違いが。今回は株式会社VALUKU・マネーグロースが3月28日に作成した資料をもとにその違いを見ていこう。

膨大な種類のクレジットカード、意外と知らない「ランク」分けを解説

あなたの持っているカードはどれ?(「株式会社VALUKU・マネーグロース」調べ)

2022年9月に三菱UFJリサーチ&コンサルティングが発表した「キャッシュレス決済の動向整理」によると、21年のキャッシュレス決済の利用比率は32.5%で、中でも「クレジットカードを利用している」と答えた人は81.9%にのぼる。さらに、「キャッシュレス決済をよく利用している」という人は19年12月の54.2%から22年2月には64.0%にまで増加。アンケートによると、コロナ禍以前の19年に比べ、キャッシュレス決済の利用頻度は6割以上拡大しているという。

PayPayなどのコード決済が普及してきているが、まだまだ根強い支持を得ているのがクレジットカード。一口にクレジットカードといっても、その種類は千差万別で、受けられるサービスや補償内容がまったく違う。一体、どのようにランクわけされているのだろうか。

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あなたのカードはどれ?

図の右下エリアが「最強」のカードだ(「株式会社VALUKU・マネーグロース」調べ)

クレジットカードの発行会社は「銀行系」「流通系」「鉄道・航空系」「消費者金融系」などに分類することができる。たとえば、よく使う鉄道会社が発行しているクレジットカードを利用すれば、鉄道利用に便利なポイントサービスを受けることができたり、よく買い物をするデパートのクレジットカードなら優待セールに招待してもらえたり…など、発行元によるメリットはそれぞれだ。また、年会費が無料のカードもあるが、有料のブランドを選ぶことで、より充実した補償やサービスを受けることが可能になることもある。

この図で注目したいのは「プラチナ」「ブラック」だ。この2種類は年会費がかからない「一般カード」、年会費はかかるものの高額ではない「ゴールド」に比べ、年会費が高額であることが多い。さらに、「インビテーション」といって、クレジットカード会社から招待状が届いた人でないと申し込みできないケースも。選ばれた人しか持てない特別なカードである一方、誰でも申し込みができるカードも存在する。しかし、審査基準のハードルは発行元のカード会社によってさまざまなので注意が必要だ。

上位カードは華やかで、持っているだけでステータスに満ち溢れている魅力的なカードだ。しかし、一般やゴールドと同じように使いすぎや不正利用には十分注意しなくてはならない。

出典元:【株式会社VALUKU/PR TIMES

参照元:【三菱UFJリサーチ&コンサルティング(PDF)

By OTONA LIFE