Shopify(ショッピファイ)の日本法人Shopify Japanは3月23日、サンドラッグがShopifyのコマースプラットフォームの最上位プランShopify Plusを採用し、通販サイトと会員登録した顧客向けのマイページを統合した「サンドラッグ Online Store」をリニューアルオープンしたと発表した。

<「Online Store」をリニューアル>


サンドラッグは、Shopify Plusが、将来に向け顧客トレンドに合わせて機能拡張しやすいこと、日本にいる外国人顧客の利用を見据えて世界標準のコマースプラットフォームであること、SNS連携や顧客体験の向上に向けた機能アップデートが定期的に行われることなどを評価し、Shopify Plusの採用を決定した。

顧客向けに提供していたアプリ、PC版、スマートフォン版の各種オンラインサイトの機能強化に加え、店舗とオンラインをシームレスに連携するコンテンツが充実させたという。

具体的には、顧客は店舗とオンラインの購入履歴をマイページでまとめて確認することができるようになった。

顧客の現在位置から店舗までの経路を表示する「店舗検索機能」、「お気に入り店舗」を登録しておくと「店舗受取」「店舗在庫」をすぐ確認できる機能、「お気に入り商品」を追加しておくと入荷お知らせメールが届く機能、画像やビデオを投稿できるカスタマーレビュー機能、商品などをSNSへ投稿ができる機能などを追加した。

指定の配達場所への配達や店舗受け取りとともに、店舗在庫の確認もできるようになり、顧客がサンドラッグで買い物する上での利便性を向上させた。

従来はクレジット決済のみだったが、d払い、楽天ペイ、PayPay、コンビニ払いなど、クレジットカード情報を入力せずとも注文ができる決済方法の選択肢を増やしている。

さらに、顧客が必要とする情報あるいはお得な情報の見やすさの改善に加え、薬を購入する際の顧客と薬剤師のコミュニケーションの進化やオンラインストアの多言語化も実現している。

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