国分北海道(本社・札幌市中央区)は、3月20日から北海道小樽水産高等学校と共同開発した缶詰「洋風ホッケボール~デミグラスソース仕立て~」の販売を開始した。同社と道内高校生コラボ支援企画の第3弾商品。

(画像は、缶詰「洋風ホッケボール~デミグラスソース仕立て~」)

 国分北海道は、将来の社会を担う若い世代の育成・教育のため、3年前から札幌テレビ放送と協力して、道内の高校生を支援している。2023年は、札幌テレビ放送の番組『どさんこワイド179』内で水産高校の生徒を支援する企画「水産高校ウイーク」に参画。小樽水産高校が考案したレシピを料理研究科の星澤幸子さん監修のもと、商品開発から販売までをサポートした。

 共同開発した「洋風ホッケボール~デミグラスソース仕立て~」は、北海道産ホッケをミートボール状にして、キノコとデミグラスソースで洋風に仕上げた一品を缶詰にしたもの。ホッケボールの食感とキノコの程よい歯ごたえがアクセントとなり、デミグラスソースのコクがホッケの旨味を一層引き立てるように工夫されている。

 ホッケは、小樽で最も漁獲量の多い魚だが、加工食品としては流通量が少ない。小樽水産高校の生徒たちは、そのことに着目、馴染み深いデミグラスソースで洋風に仕上げ、アレンジもしやすいようにした。同校生徒たちによる実店舗での販売体験も、3月18日と19日に小樽市内の「コープさっぽろ小樽南店」と「同みどり店」で実施された。

 内容量は185g、希望小売価格は520円(税別)、賞味期限は36ヵ月。道内観光地売店、量販店、札幌テレビ放送の通販で販売している。