低価格でここでしか買えないオリジナル商品が多い「業務スーパー」の「静内店」(日高郡新ひだか町静内木場町1丁目1-107)が、2023年5月11日(木)にオープンする予定だ。「業務スーパー」は、全国に約1000店舗を展開しており、北海道は現在29店舗。今回、日高管内に初出店する。

(写真は、「生鮮&業務スーパー静内店」の出店場所)

「生鮮&業務スーパー静内店」は、国道235号線沿いの「ケーズデンキ静内パワフル館」跡に居抜きリニューアルして出店する。運営するのは、神戸物産(本社・兵庫県加古川市)のフランチャイジーで、首都圏などで「業務スーパー」を展開しているパスポート(同・川崎市宮前区)。

 同社は、地元神奈川県のほか、東京都、埼玉県、千葉県、群馬県、福井県、北海道で63店舗を運営しており、同種特有のネーミングの「酒&業務スーパー」を44店舗、「生鮮&業務スーパー」を17店舗、「業務スーパー」を2店舗という内訳。北海道では「伏古店」(札幌市東区、2021年12月2日開店)、「新発寒店」(同市手稲区、2022年10月13日開店)、「苫小牧西店」(苫小牧市、2022年12月8日開店)の3店舗を展開しているが、いずれも「酒&業スーパー」。

「静内店」は、パスポートが運営する北海道4号店で、道内で初めて「生鮮&業務スーパー」を運営する。同社の「生鮮&業務スーパー」は、酒、業務用食品、一般食品、青果、精肉、デリカを取り扱う。近隣には「マックスバリュ静内店」や「イオン静内店」がある。全面競合とはならないものの、「業スーファン」と呼ばれるマニア層を引き付けそうだ。