「水がおいしい」と思う都道府県ランキング! 2位は「熊本県」、1位は?【3月22日は世界水の日】

 本日3月22日は「世界水の日」です。1992年12月に国連総会で定められた国際デーで、生活に欠かせない水について世界中の人々が考えるために制定されました。日本だけでなくさまざまな国で、水の大切さを知るための会議やセミナーなどを開催。世界には、現在も水不足に悩んでいる国が多くあります。「世界水の日」は、どうしたら安全できれいな水を、そういった国々に届けられるか考える大切な日です。

 本記事では「世界水の日」を記念して、「水がおいしいと思う都道府県ランキング」(2022年6月ねとらぼ調べ・回答数1177票)を紹介します。

 日本では、各地においしい湧き水スポットがあり、さらに安心で安全な水道水を飲むことができます。そんな中で、特に水が注目されている都道府県はどこなのでしょうか? それでは早速上位を見ていきましょう。

第2位:熊本県

 第2位は、熊本県。得票数は120票でした。

 日本を代表する火山の一つである阿蘇山を擁する「火の国」、熊本県。世界有数のカルデラ地形もあり、昔から地下水が豊富な「水の国」であることでも知られています。特に熊本市は、水道水の100%を地下水で賄う日本一の地下水都市といえるでしょう。

 環境省が選定する「名水百選」では、「水前寺江津湖湧水群」「金峰山湧水群」など、昭和・平成合わせて全国最多の8カ所が名水地として認定されています。地域住民による保全活動も活発で、熊本県に住む人と水とのつながりは深いものとなっています。

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第1位:富山県

 第1位は、富山県。得票数は160票でした。

 立山連峰をはじめとする山々に囲まれる富山県は、300以上の河川が県内に存在するなど、水資源も豊かな地域です。ミネラルを含んだ岩石や自然林、流れの速い河川など、清らかでおいしい水を育む自然環境に恵まれているのが特徴です。

 県内には「名水百選」に選ばれた湧き水に加え、県独自の基準で選定した「とやまの名水」があり、多くの人に親しまれています。「立山玉殿の湧水」や「不動滝の霊水」など実際に名水を味わうことのできる場所も多く、観光シーズンに足を運ぶ人もいるようです。