日本グランデが札幌・南区で分譲マンション計画、みずほ信託銀行社宅跡地

 日本グランデ(本社・札幌市中央区)は、札幌市南区真駒内緑町1丁目1-6で分譲マンション「グランファーレ真駒内」(仮称)の建設を計画している。同社の南区での物件は初めてとなりそう。

(写真は、解体工事が始まっているみずほ信託銀行社宅)

 建設場所は、みずほ信託銀行の社宅だった「真駒内ハイツA棟」、「同B棟」の跡地。現在、両ハイツの解体工事が行われている。敷地面積は約617坪(2036・36㎡)、そのうち建築面積として約322坪(1062・92㎡)を使って、鉄筋コンクリート造の地上4階建てのマンションを建設する。戸数は35戸、延べ床面積は約959坪(3166・66㎡)、建物の高さは、12・39m。2023年5月中旬の着工を予定している。

 建築主は、日本グランデ、設計、監理は日本グランデ一級建築士事務所(札幌市中央区)、施工は未定。建設予定地は、第二種中高層住居専用地域。建物の容積率は200%、建ぺい率は60%、27mの高度地区となっている。

 日本グランデは、2003年4月に設立。同社の分譲実績マンション一覧によると、2023年2月にまでに47物件を分譲している。札幌市内はそのうち46件で、中央区が19物件と最も多く、豊平区9件、白石区6件、北区と東区が各4件、西区と厚別区が各2件となっている。今回初めて南区で建設する。