【墨汁速報】3.9兆円超えのETHが市場に放出 イーサリアム大型アップデート”上海”の実装日が決定

イーサリアムの次期大型アップデート”上海(Shanghai)ハードフォーク”の実装日が日本時間2023年4月13日午前7時頃にターゲットに実装を行うことで開発者たちが合意。この上海アップデートではイーサリアムにのデポジットコントラクトステーキングされている1768.4万ETHとバリデータ報酬の引き出しが可能となる。

上海ハードフォークの実装日を決定

イーサリアムの実行レイヤー(Execution Layer)会議156が16日に行われ、イーサリアム開発者たちは次期大型アップデートの「上海ハードフォーク」を日本時間の4月13日午前7時頃をターゲットとした実装で合意した。

イーサリアムの上海アップデートでは主に「ステーキングされている32ETH及びバリデータ報酬のETH引き出し」を実装するためのEIP-4895「ビーコンチェーン・プッシュ」が実装される。”マージ(The Merge)”によってプルーフ・オブ・ステーク(Proof of Stake)に移行したイーサリアムネットワークだが、2020年11月5日にステーキング先となる”デポジットコントラクト”が展開された後、約2年以上にわたってネットワークに参加していたバリデータは掛け金の32ETHと署名やブロック提案における報酬を引き出すことができなかった。

今回の上海アップデートによってバリデータはこれらのETHを引き出しすることができ、1768万ETH(約3.9兆円相当)と新規発行されたETHが市場に戻ることになる。

 

*現在速報のため追記中。最新の更新は@bokujyuumaiよりお知らせします。