ジーユーは今春、「子どものため、ママ・パパのためになるアイテム」をテーマにベビー&キッズの2023年春夏コレクションを展開する。
親が着せやすく、子どもが自分で着やすいTシャツやパンツ、自分の服を選びたいティーン女子に向けたラインアップ、親子・兄弟・姉妹コーデが楽しめるアイテムなどをそろえた。
同社は2021年からキッズを本格開始しており、ベビー80~100㎝、キッズ100~160㎝と豊富なサイズ展開、大人のトレンドを取り入れた旬のデザイン、ママ・パパともリンクコーデが楽しめるファッション性で他社の子ども服との差別化を図っている。
また、顧客と直接対話し、商品に反映する「部活プロジェクト」を実施している。毎月座談会を開催し、「こんな商品がほしい」「こんなデザインが使いやすい」「こんなシーンで使いたい」といった意見をヒアリングし、商品開発の参考にしている。2022年秋冬から、同プロジェクトの声から生まれた商品を導入している。
2023年春夏は、部活プロジェクトから、ベビーの「カンタンT」(税込み990円、サイズ80~100㎝)、キッズ・ガールの「カットソープルオンワイドパンツ」(1990円、100~160㎝)、キッズ・ボーイズ「ドライストレッチクロップトパンツ」(1490円、100~160㎝)が誕生した。
2月6日の展示会で、グローバル商品本部商品マーケティング部の小林和実氏は「子育て世代のお客様の声に加え、われわれ子育て中の社員のリアルなニーズを商品に反映している。カンタンTは、首まわりにゴムを入れることで、子どもが自分で着るときも、大人が着せるときも着脱を簡単にした。素材も洗いやすく、着やすいカットソー素材、夏の外遊びのためのUVカット、吸汗速乾機能など子育てのさまざまなシーンを実際に子育てしている人だからこその声を反映している」と述べた。
「カットソープルオンワイドパンツ」はやわらかなカットソー素材で、ウエストゴム仕様。ウィメンズのカットソースラックスとの親子リンクコーデも楽しめる。
「ドライストレッチクロップトパンツ」は、「自由に動き回る子どもたちのためにはきやすく、でも気になるケガから守れる夏のボトムス」がほしいという声に対応。ストレッチ素材で動きやすく、ひざが隠れるクロップド丈、吸汗速乾機能付き、ウエストゴムは、体形に合わせて調節できるようになっている。
そのほか、通園・通学に使いやすい「990夏パン」(990円、100~160㎝)はガールズはスカート見えする「ティアードキュロット」、ボーイズはスエットTとのセットアップもできる「スエットハーフパンツ」などサイズも、シルエットも豊富に取り扱う。
特に、ガールズに比べ、選べる商品が少ない傾向にあるボーイズ向けのラインアップも強化している。
また、テレビ東京系列で放送中の赤ちゃん向け番組「シナぷしゅ」との5回目のコラボレーションも実施。ボタンのない、よく伸びる首まわりのカンタンT(1490円)、前後どちらからもはいてもいいサマナルパンツ(1490円)、カットソー素材のUVカットブルゾン(1990円)はポケッタブル仕様で、着用しないときはコンパクトにまとめられる。
■親目線で安心着せられるデザイン・丈感にこだわり
トレンドを取り入れながら、体の成長もさまざまなティーン世代に対応できるウエストゴム仕様のボトムス、トレンド感のあるデザインを採用。各種SNSでおしゃれ情報を取り入れるティーンに向け、肌見せも少しだけ、クロップドTシャツも腹部が見えすぎない親目線で安心のあるデザイン・丈感にこだわった。
カラフルな色だけでなく、淡いニュアンスカラー、モノトーンといった背伸びしたいティーンも楽しめるラインアップとなっている。
■ママ&パパにうれしい機能付きアイテムもそろう
ベビー・キッズ以外でも、大人向けの同社のコレクションには、子育て世代が通勤にもプライベートにも着られるアイテムもそろう。
子育て世代は忙しく、クリーニングに行く時間も惜しい。子どもといるといつの間にか洋服が汚れていることもあるので、ウォッシャブルな服が便利だという。
同社では子どもを送迎し、そのまま出社できるウォッシャブルジャケット(3990円)、パンツ・スカートのセットアップ、ウォッシャブルのニットフラットシューズ(1990円)などを展開している。
さらに、産後、授乳しやすいゆったりめのシャツ、トイレなどで着脱しやすいウエストゴムのパンツといった子育てのリアルなシーンに対応した服も提案している。
ママやパパとリンクコーデできるのも同社の強み。まったくのおそろいだけでなく、色味やデザイン、雰囲気を選べる選択肢の広さも、他社との差別化ポイントだという。
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