遊び予約サイト「アソビュー!」を運営するアソビュー株式会社によれば、今年の年末年始は遊びの回数が前年の1.25倍に増加し、遠出のお出かけも増加したことが分かりました。

3年ぶりに行動制限がない年末年始を迎え、日本各地で多くの人が帰省や旅行を楽しみました。

アソビュー、年末年始の遊びトレンドを発表

アソビュー株式会社は1月12日、年末年始と冬休みのアソビュー!会員の遊びのトレンドを発表しました。

このトレンドは、2022年12月28日〜2023年1月3日までのアソビュー!販売実績データを基に算出されたものです。

遊びの回数、前年の1.25倍に増加

アソビュー!で遊ばれた回数(=遊びの催行数)は、前年と比較し1.25倍に増加しました。


特に入場券などチケットを20%お得に購入できる「イベント割」を活用して、レジャー施設や観光・文化施設に出かけた人が増え、全体の増加をけん引しました。

イベント割は、宿泊に利用できる「全国旅行支援」と異なり年末年始も利用できたため、これらの施設の人気に貢献したようです。

また「ファミリー」と「おひとり様」で出かけた人が微増し、「友達・カップル」で出かけた人は微減しました。

遊びに使うお金は、すべての層で客単価がアップし、特にシニア層の客単価上昇が顕著となっています。

遠出でのお出かけ増加、「遠方県」が1.15倍に

今年は「県内」に遊びに行った人の割合が、前年の40.69%から35.56%と減少し、「遠方県」へ遊びに行った人が前年の29.28%から33.69%に増加しました。

今年の年末年始は、前年よりも遠出をした人が多くなっていることが分かります。


なお居住地ごとにみると、関東・関西・東海エリアの居住者は「遠方県」へ、東北・甲信越・北陸の居住者は「県内」へのお出かけが多い傾向が見られました。

人気予約アクティビティは「クルージング」「アクセサリーづくり」「陶芸」

人気予約アクティビティは1位が前年2位から上昇した「クルージング」で、2位が前年3位だった「アクセサリーづくり」、3位が前年1位だった「陶芸」となりました。

トップ3のラインナップは変わらず、順位のみが入れ替わったかたちです。

このほか前年10位圏外だった、「釣り」が5位、「そば打ち体験」が8位、「ホエールウォッチング」が9位に順位を上げています。


チケット型観光レジャー施設の人気は、1位の「遊園地」と2位の「水族館」が不動の人気を誇り、3位「展望台・タワー」のほか、5位「スキー場」や7位「キッズパーク」も順位を上げました。


<参照>

アソビュー株式会社:【アソビュー!年末年始の販売実績を発表】行動制限のない3年ぶりの年末年始の遊びトレンド!遊んだ数は昨年比1.25倍に増加。都市部からは遠方へ、地方は地元で遊ぶ冬に。お出かけ先はレジャー施設が1番人気