「レアキャラになってしまった昭和の覇者」とは一体!? – 何に使うかわかる?

正式名称はキャンスーパー

なお、このアルミ製の留め具は、普通に留め具としてだけ利用していても、両端でうっかり手を切ることがあるので注意が必要だ。

筆者は己の不注意から、この留め具のせいで保健室送りになったことがある。そのせいで、たった一年しか利用していない留め具のことをいまだに覚えていたのだ。もし仮に、小学一年生の筆者が留め具になんの恨み節も持たず、すっかり存在を忘れていたとしたら、今回の記事は「一体、なんの部品なのだろうか?」と、開始早々迷宮入りしたに違いないだろう。そう考えると、人生において何事も無駄はない。

なお、今回の留め具の名前は、正式名称を「キャンスーパー」と呼ぶそうだ。あまり見かけなくなってしまったが、まだ生産している会社はあるので、欲しい方は探してみてはいかがだろうか。キャンスーパーを使用したファイルは、プラスチック製のものよりも背幅を薄くすることができるため、大量のファイルを棚に保管したい場合などにオススメだ。

昭和から平成初期にかけて、紙製のフラットファイルに使用されていた、金属製の留め具「キャンスーパー」。思わず「懐かしい!」と感じた方は、隣の席の友達と留め具を武器に、戦ったことがあるのではないだろうか。 

※サムネイル画像(Image:「HIRAOKA Yusaku 平岡 雄策(@HiraokaYusaku)」さん提供)

By OTONA LIFE