認知バイアス5. チャンキング
▲出典:Andrew Moca
グルーピングとも呼ばれるチャンキング。情報をグループ化すると記憶に残りやすい事象を指します。
たとえば、ナビゲーションを項目ごとに分類すると、ユーザーは選択しやすくなりますよね。チャンキングをデザインに応用すれば、ユーザーの操作性を向上させ、ちがう領域間に連続性をもたせられます。
チャンキングの素晴らしい例としては、AppleのWebサイトが挙げられます。
AppleのWebサイトに施された7つの工夫。計算し尽くされた”製品体験”のデザイン
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認知バイアス6. IKEA効果
▲出典:Semyon Borisov
北欧発のインテリアブランド・IKEAが採用する、家具の組み立て方式に由来したIKEA効果。自分自身が製品を作る工程に関わることで、その製品に価値を見出すようになるバイアスです。
これは、デジタル製品にも応用できます。カスタマイズやパーソナライズ、ユーザーの意見を取り入れたオンボーディング体験、ユーザーの要望が製品の一部に反映されていることをアピールするなどして、ユーザーにも製品やサービスに関わってもらいましょう。