サイトの配色は、読みやすいWebサイトをつくるうえで非常に重要です。たとえば、視覚に障がいをもつユーザーのなかには、通常のライトモードではなくダークモードのほうが読みやすいと感じる人もいるでしょう。

また、最近はユーザーのシステム環境も考慮されています。ユーザーのOSがダークモードなのか、ライトモードなのかを検知し、適切なスタイルを提供するWebサイトも登場しました。

しかし、ユーザーに特定のモードだけを強制するのはリスキーです。今回は、ダークモードとライトモードをオシャレに切り替えられる、8つのユニークなCSSとJavaScriptのコードスニペットを紹介します。

(本記事で紹介するコードスニペットは、すべてCodepenに掲載されいるものです)

1. 3種類の切り替えボタン

このスニペットの特徴は、3つのカラーモードと美しいデザインです。各モードの移行はスムーズで違和感なく変更できます。メニューにはトグルスイッチのようなスタイルのHTMLラジオボタンを使用しています。シンプルですが、おしゃれで使いやすいボタンですね。

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Light / Dark / Black Theme
by Håvard Brynjulfsen (@havardob)

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2. SASSを使ったトグルボタン

SASSとは、CSSの拡張言語の一つです。CSSにはない動作を実現できることが特徴で、今回はそのSASSを使って作成したトグルボタンをご紹介します。シンプルなボタンにJavaScriptを使い、ページのHTMLタグにdata-theme属性を追加。SASSがその属性の値を探し、それに応じてコンテンツを装飾します。

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Easy Dark Mode with SASS
by Kaio Almeida (@KaioRocha)

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