●どうしても車が必要ならそれなりの運転技量を持つべき

 過疎地帯であったり、どうしても車が必要な人には、マニュアルミッション車を乗りこなせるだけの運転技量を要求すべきかも知れない。

 マニュアルミッション車を乗りこなせなくなったら、免許返上させることが、本人にとっても社会にとっても良いことではないか。

 昔あった遊園地やデパート屋上の電気自動車みたいに、運転席に乗り込むだけで自由に走れることが問題なのだ。

 AT車の誤発進を防ぐ為に、「急加速が必要で、キックダウンして加速しようとする」と、車がセーブするなんて、本来あるべき姿ではない筈だ。

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●当面の対策案

 AT車しか乗らないなら、右足はアクセルのみ、左足はブレーキのみに限定して運転すると良い。パニックになって「右足を踏ん張って」フルスロットルで暴走させる事故は無くなる。

 また、以前紹介されていた補助機構として、「アクセルは右足で横方向に押すことで加速し、ブレーキは踏み込むことで効く」というものがあった。

 個人的には、長距離ドライブ等での運転姿勢と疲労の関係等の問題も多いと思うが、この様なシステムを洗練させる技術開発も必要だろうと考える。

 いずれにしても、踏み間違えやパニックで暴走して店舗に突っ込んだりする事故が少なからずある現在、例えばそんな事故を起こした運転手にはマニュアルミッション車免許取得を義務付けて、AT車使用禁止するのも、効果的かも知れない。