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コナミホールディングス傘下のコナミデジタルエンタテインメントは10月13日、Web3やメタバースなどのサービス展開へ、システム構築やサービス開発などの人材を幅広く募集すると発表した。ブロックチェーン事業の加速を目指す。

コナミデジタルエンタテインメントはかねて、ゲームやコンテンツ領域に最新技術を応用するための研究開発を実施。ブロックチェーンを活用した独自の流通基盤において、ゲーム内のNFTをプレーヤー同士で取引できるサービスを今後開始する予定という。体制を強化するため、専門知識を持った人材を登用する。

募集職種は、「基盤開発部門」がシステムエンジニア、プログラマー、プロジェクトマネージャー、ビジネスディベロップメント、「制作運営部門」がプロデューサー、ディレクター、プログラマー、デザイナー、プランナー、プロジェクトマネージャー、「制作支援部門」が法務、知的財産、財務経理。知的財産と財務経理は、コナミグループのいずれかの法人へ配属になる可能性がある。

また、開発中のシステムは、一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会、一般社団法人日本オンラインゲーム協会、一般社団法人モバイル・コンテンツ・フォーラムが定めた「ブロックチェーンゲームに関するガイドライン」に準じた独自のデジタルアイテム流通基盤になるとのこと。同ガイドラインでは、ブロックチェーンゲームの提供者が賭博場開張図利罪や富くじ罪に抵触しないための注意や、売買可能アイテムの市場価格と取得方法や取得に要する現金などの総合的なバランスをとり過度な射幸性を有さないこと、また景品表示法の遵守などを呼び掛けている。