■ヤマハ「RZ250」(乾青宗)

個人的には名車だと思っていますが、意外とヤンキー漫画に登場する機会が少ないのが1980年発売のヤマハ「RZ250」です。同社のレーサー「TZ250」の機構を多く受け継いだ高性能マシンとして登場し、その後のレプリカブームの源流となったことが理由でしょうか。『東リベ』では、「黒龍」特攻隊長の乾青宗が乗っています。あとは、少し古くなりますが『湘南爆走族!』に登場した地獄の軍団の権田二毛作が「RZ350」に乗っていましたね。

 

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■ホンダ「CB400FOUR」(鮎川真里)

ホンダの名車のひとつに数えられる「CB400FOUR」もヤンキー漫画では登場する機会の多い車種。『特攻の拓』の作中では、爆音小僧のリーダーである鮎川真里の愛車として登場します。400ccクラスでは初の4気筒マシンとして1974年に登場し、集合タイプのマフラーなど純正状態での造形の美しさも人気のマシンです。当初は408ccの排気量で登場しましたが、1975年の免許制度改正を受けて、398ccに排気量をダウンするマイナーチェンジが施されました。