上司以外の評価を気にしない
中間管理職であろうがなかろうが、組織においては上司からの評価を得ることが大切であり、その他の人の評価は気にしないようにしましょう。これは、特に360度評価を取り入れている会社に属する人へお伝えしたいことです。
360度評価を採用している会社では、評価者全員から高い評価を得ようとして、八方美人のように振る舞う人がいます。しかし、皆求めていることはバラバラであり、個人の主観や価値観に合う合わないという観点で評価をされることになりますから、そもそもそれは難しいわけです。
答えがなく、マネジメントに迷いが生じ、結果として精神的なストレスを抱えてしまうリスクが考えられます。そうならないためにも、本来会社のなかで評価者はたった一人、それは直属の上司のみであると認識し、直属の上司から求められている仕事にだけ集中するとよいでしょう。
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学ばなければマネジメントは身に付かない
プレーヤーからリーダーに代わり、何をすればよいのか迷っている中間管理職は少なくないでしょう。あるいは、長年リーダーとしての役割を与えられていながら、ずっとマネジメントに悩んでいる人もいるかもしれません。
そもそも、よいリーダーとはどのようなリーダーでしょうか。皆から好かれる人でしょうか。ルール違反があっても見逃してくれる上司でしょうか。部下が目標を達成できなさそうなときに手を貸してくれる人でしょうか。何でも相談に乗ってくれる社長でしょうか。
答えは、シンプルです。勝利に導いてくれ、自分を成長させてくれるリーダーです。そのために必要なのは明確な結果設定と管理のみ。これ以外の行為は、実は不要です。
しかし、世の中の多くのリーダーが、不要な行為ばかりをし、自組織を混乱させ生産性を下げてしまっています。今この瞬間好かれなくても、いつか「あのときあの上司のもとで働くことができたおかげで今の自分がある」と言わる上司が正しいリーダーです。
そのためにも、リーダーは正しいマネジメント方法を学ぶことが求められています。マネジメントは学ぶものです。感覚的にできるものではありませんし、黙っていれば身に付くものでもありません。リーダーのよかれと思ってした行動が、実は部下を混乱させ、働きにくい環境をつくり出している可能性があります。
マネジメントに少しでも迷いがあれば、ぜひ本記事を参考にしてください。